小樽市祝津 小樽水族館

小樽の先端といった感じの祝津海岸に、水族館があります。小樽築港にマイカル小樽が出来る時に、そこに移転するという話もあったそうですが、やはり水族館にはこの場所が合うかもしれません。日本海に突き出た高島岬のほぼ先端部ですので、少し不便ですが、静かで水族館の魚達には良い環境でしょうね。小樽駅からバスも出ていますが、船で行くのも楽しいですよ!  幼い頃のアルバムを開くと一番登場するのが、この水族館です。たくさんの魚たちが大きな水槽の中で気持ち良さそうに泳いでいて、いつもワクワクとした気持ちになりました。とても広いので迷子にならないように子供心にも気をつけながら、でも、面白いお魚の前には、いつまでもいたい気分でした。外では迫力のあるトドなどの海獣や、可愛らしいペンギンがいます。最近はセイウチやラッコも仲間に加わり人気があります。


PAVANA-CAPRICHO

『奇想曲風パヴァーヌ』という意味で、『パヴァーヌ・カプリース』とフランス式に呼ばれることもあるこの曲は、アルベニスの初期の作品で1883年に書かれました。民族色豊かというよりも、サロン風の小品という趣があります。1883年は結婚してバルセロナに住んだ年なのだそうですが、ある日、どうしても闘牛を見に行きたくなったアルベニスは、その入場料欲しさに、この曲を即興で書いたという言い伝えもあります。 真偽の程は疑わしく、アルベニス一流のジョークだったのではないかと思いますが、 なるほど、筆の赴くままにといった流れの良さを感じます。軽妙で甘美な曲想は誰からも好かれるものだと思いますが、 私も、ラローチャのCDを聴いてすぐに弾いてみたくなりました。