2002 / 06/ 30
道の駅雨竜でカーサイドタープでP泊。 実はこのタープ、はじめさんが内緒で購入したものですが ちょっとした空間ができると落ち着くもので、ワインも より美味しく思います。まぁ、今回は多めにみましょう! |
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★ | 朝5時に起きて、道の駅を出発。砂利道を車で走ること小1時間で登山口のゲートパークに到着。 6時30分頃、雨竜沼湿原へ向けて出発です。 ちなみに私はこの手の登山は生まれて初めて。 この先何が待ち受けているかわからないまま、とりあえずとっても元気! |
登り始めてすぐに、「これは大変だ!」と気づきますが、今更戻るわけにもいかず、湿原を目指します。 途中の沢の音や、白竜の滝などに励まされ、一歩一歩、岩場を登っていきます。 歩みは遅いのですが、地道に登っているので、ウサギと亀の世界。 あるパーティーに追い抜かれても、休憩の間に追いつき、追い越しで、結構なペースです。 |
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1時間30分くらい登ると、かなり勾配が緩くなり、彼方に湿原が見えてきました。 山にはまだ雪が残っています。 写真左は、冷たくて美味しい湧水のある場所です。 北海道はエキノコックスが心配で湧水は今まで飲んだことがありませんでしたが、 ここのお水は飲めるそうで、私もしっかり飲んできました。 冷たくて、美味しくて、生き返るようでした。 |
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道々、スミレの花が咲いています。 残念ながら、水芭蕉は霜で全滅してしまっていましたが、スミレや黄色い花たちが湿原に彩りを添えていました。 わたすげも可愛かった。 |
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ほどなく木道になり、湿原到着。 こんな山の上に、こんなに広い場所があるなんて、とっても不思議! 天気も暑くなく、寒くなく。空は青く、雲は綺麗、風は涼しく爽やかで心地よい。 あーここまで頑張って登ってきた甲斐がありました。 くだりがちょっと心配ですが、とりあえず、前向きに、湿原を楽しもうっと! |
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ここが展望台かぁ、あぁついた、ついた。 そういえばお腹が空いたからお昼ご飯のお握り食べようっと! で、食べた後に気づきました。え!?まだ8時?! しかも、ここは展望台ではなく、まだ、湿原の入り口.... |
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(^^;食べちゃったものは仕方ないもんね。って事で、しばしの休憩を取って、本当の展望台を目指します。 | |
★ | わぁ!綺麗。どこを見ても絵になるって感じです。写真も沢山撮りました。蚊もほとんど居ないし、アップダウンも無し。 のんびりお散歩気分です。 |
本当に素敵なところでした。実際の景色は写真の何倍も綺麗ですよ。 | |
★ | 木道は結構長いので、歌を歌ったり、ふざけたりしながら、どんどん進みます。もちろん写真もパチパチね。 |
写真のトンボは、「モノサシトンボ」って言うんだそうです。 小さいトンボですが、全身透き通ったブルーでとっても綺麗でした。 言われてみれば確かに、尾っぽの部分がものさしみたいで面白いですね。 |
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「木道は続くよ、どこまでも♪」って感じで、真っ直ぐにどこまでも伸びる木道。 その先にはいったい何があるのかしら? |
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はたしてその先には、なんと急な階段とまた岩場。(T_T) そんなぁ、ここへきて、またぁ? でも500mという事なので、展望台へ。 はい。もちろん行ってきましたよ。 証拠の写真もこのとおり! 眼下には、湿原が一望でき、木道を歩く蟻...いえ人々。 |
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湿原の木道は円を描いているので、帰り道は、円のもう片方をとおります。 似ていて、でもちょっと違う景色。 歩くほどに、新しい景色の発見があります。 道端にはわたすげの花。 |
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無事おにぎりを食べた場所に戻ってきました。 さぁて、ここからが大変。苦労して上ってきた岩場を、今度はくだりです。慣れていない私はおっかなびっくり。 あまりに大変で写真は一枚もありません。 平坦な砂利道まで降りてきた時には、すっかりボロボロになって、行き交う人に「こんにちは」を言うのが精一杯。 駐車場まで壊れた人形の様に「こんにちは」を繰り返しながら、テケテケと歩いて降りましたとさ。 服は登りもくだりもびっしょり。こんなに汗かいたのは初めてかも。 体を拭いて着替えてようやく回復しました。 この後、石狩の番屋の湯に浸かった後の地ビールの美味しかったことといったら! 天気に恵まれ、充実した1日でした。 |