2004 / 06 / 19-23

ワッツが来日するという事がわかり、1年ぶりの東京・横浜へ行ってきました。
出発の日、千歳空港は曇りでしたが、雲を抜けると真っ白な雲の絨毯と真っ青な空がとても綺麗でした。
この日は移動日で、横浜の実家に荷物を降ろしたあと、中華街で夕食でもと思っていたのですが、羽田に着いて、あまりの蒸し暑さの為、早く喉を潤したくて、横浜駅でビールとケンタッキーとサラダなどを買って、実家に着くなりシャワーを浴びて乾杯となりました。
翌20日は、何度も行った鎌倉散策。でも今年は、ちょっと趣向が違います。午前中は鎌倉で遊んで、七里ガ浜の、テラスが素敵なリストランテ、デラ・セーラでランチ。それから江ノ島まで足を伸ばす予定なんです。
鎌倉は一歩路地に入ると、観光客も少なく、素敵な花屋さんなどもあって、雰囲気が味わえます。
花屋さんで、可愛い観賞用パイナップルというのを見つけて、思わず買って帰りたくなりました。一鉢500円って安いですよね。
実は、江ノ電に乗るのは初めてです。
鎌倉駅で、あまりの人の多さに閉口しましたが、七里ガ浜で降りた人は少なかったです。
江ノ電の線路は、道路との境もあまりなく、市電の様な感じで面白いですね。そして、線路脇の民家やお店に入るのには、嫌でも線路の上を通らなければならないのです。ある民家など、駅のホームのまん前に階段があるのですが、階段を下りて線路を渡り、ホームによじ登って電車に乗るのかしら?
江ノ電って、とっても不思議電車だと思いました。
七里ガ浜の駅を出て、さて目的のデラ・セーラがどこにあるのかわからず、お店に電話して行き方を聞きました。
ついでに混み具合も聞いたところ、1時間待ちくらいとの事。
一瞬ひるみましたが、せっかく来たのだから行ってみましょうという事になりました。
江ノ電の線路にそって江ノ島方面へ少し歩き、しばらく行ったところで、線路を跨いでその脇の階段を登ります。
結構な坂で、はじめさんは、これを登りきったら1時間でも待つぞ!と言っていました。
坂は急でも紫陽花が咲く緑の中を背中に七里ガ浜の浜辺や江ノ島を見ながらハイキング気分で登ると、しばらくして、デラ・セーラのお店に到着。
目の前は真っ青な海!期待通りの素敵なテラスで、みなさん美味しそうにピザやビールを楽しんでいます。
まっすぐ来たせいか、待っている人も少なく、10分くらいで席に着くことができました。(私達がお店を出る頃には本当に1時間待ちくらいの様子でした)
早速ピザやペンネを注文して、ビールで乾杯!
隣の席では、お洒落にシャンパンを開けているカップルも。気持ちの良い海風を感じながら、明るいテラスでピザを食べながらなら、やっぱりビールでしょう!
ピザやペンネもとっても美味しくて、大満足。素敵なランチになりました。
ランチの後は、お待ちかね?江ノ島です。
あまり下調べもせず、ガイドマップなども持たずに行ってしまいましたが、面白いところでした。
江ノ島駅から江ノ島までは両側にお店の並ぶ道をあるいていくのですが、途中ピンボール屋さんを発見して、懐かしくなって挑戦。
200円で結構遊べるものですね。
あと2個となったら、また入って玉が出てきたりして、私がいつまでも遊んでいるものだから、はじめさんは、今日は江ノ島まで辿り着かないんじゃないかと心配していたそうです。
江ノ島について、真っ先にサザエの串焼きを食べました。
北海道ではサザエを食べる事はあまり無いのですが、一昨年能登半島の輪島の朝市で買ったサザエの水煮がとても美味しくて、サザエファンになってしまいました。残念ながら水煮はありませんでしたが、串焼きも歯ごたえがあって、美味しかったです。
それから良くわからないまま、エスカーというのに乗って島の奥まで上がっていきました。のぼりだけで下りが無いので、エスカーだとか。エスカレータに350円は高いような気もしますが、4箇所を乗り継いで楽々頂上へ運んでくれるのですから、歩いて登るよりはやっぱり楽。
江ノ島ガーデンパーラーについて、またビールを飲んで、お土産に可愛い桜貝の貝殻を買って、帰りは湘南海岸を左手に見ながら、歩いて戻りましたが、散歩に丁度良い距離で、気がついたらエスカー乗り場に戻っていました。
二人で、缶ビール1つとサザエの串焼き2本、100円の桜貝のお土産が3つとエスカー。江ノ島散歩は意外とリーズナブルでした。
江ノ島ガーデンパーラーには、写真の変わった花の木がたくさんありました。
なんという名前の木なのかわかりません。
※(マルバ)デイゴという木だそうです。まいこあかねさんありがとうございました。
下の写真は帰り道で撮ったもの。向こうに湘南海岸が見えます。
しかし、この日は(も)暑かったです。江ノ島からはまっすぐ家に帰り、またシャワーを浴びてチーズとワインを楽しみながらTVを見ていると、どうやら台風が近づいているとの事。
明日は、三浦半島の三崎へ行く予定なので、ちょっと心配。
というわけで、ここは城ヶ島のバス停です。
どうしてこんなところに居るかと言うと、実は三崎の降りるはずのバス停で降りそこなってしまったのです。バスは城ヶ島からまた同じルートで三崎口駅にもどるので、そのまま乗っていて良いよという優しい運転手さんの言葉に甘えて、期せずして城ヶ島まで来てしまいました。
料金も目的のバス停までの分でいいからね。と言ってくれたのですが、実はこの日は京急の周遊券。電車もバスも乗り放題だったのです。(^o^)
京急の三浦半島1DAY切符というのですが、横浜からの往復を含めて、一人1400円はお得です。
この日は、横須賀のお店で発表会のドレスを決めてからの三崎行きだったので、この切符はラッキーでした。
三崎でのお目当ては、TVで見たくろば亭
まぐろを使った、数え切れないくらいの料理が楽しめるという事で、たのしみでした。
何にしようか迷ったあげく、私は「海鮮炒めチャンポン風くろば亭おこげ丼」というやたらに長い名前の料理に、はじめさんは、「名物びんとろマグロたたき丼」になりました。それだけでは面白くないので、欲をだして、「マグロの骨ズイエキスマグロの骨ズイ」と、お店のお勧め「マグロの血合カルビ焼」を注文。マグロ料理を堪能してきました。
マグロそのものは、積丹のお寿司の方が美味しい気もしますが、メニューの多さに拍手!
お店に入るまではなんとか持っていた天気も、お店を出る頃には、パラパラと雨が降り始め、風も結構でてきたので、この日は早々と横浜にもどり、シャワーを浴びました。(あ、もちろん毎日ちゃんとお風呂にも入ってますよ^^;)
この日は、夜中まで風が強くて、怖かったです。
翌日は台風が北海道を直撃する可能性があるとの事で、寄せ植えや建てたばかりの物置(サイクルハウス)は大丈夫かしらと、心配です。
でも、自宅には母が居るし、ライブカメラを仕掛けているので、大丈夫でしょう。
さて、いよいよワッツのコンサートの日です。
台風一過なのでしょうか、この日は最高に暑かったです。
コンサートは夜なので、義父母のお墓参りに、竹ノ塚というところへ行きました。
お昼は、以前浅草に行った時に食べた大黒屋の天丼がどうしても食べたくて浅草まで行きました。
ワッツのコンサートはサントリーホールなので、浅草からは銀座線で一本なので楽です。....いいえ、楽なはずでした。
浅草で昼食をとったあと、コンサートまではまだかなり時間があるので、どうしようかと考えた結果、サントリーホールからそれほど遠くない六本木ヒルズに行ってみようという事になりました。
サントリーホールから六本木までは徒歩15分と書かれています。実際男の人の足ならそのくらいなのかもしれません。涼しければ....
しかし、この日は猛烈な暑さ。この暑さに慣れていない私はアスファルトの上を歩道橋を登ったり降りたり、六本木に行こうと言い出した事をひたすら後悔しました。
六本木ヒルズまであと300mのところで限界を迎え、小休止。
ようやくヒルズに辿り着きました。
辿り着いたは良いのですが、例によってまったく下調べをしていないので、巨大な街で溺れそうになってしまいました。
ようやく見つけたスタバでガイドマップを広げてはみたのですが、カタカナのお店の名前ばかりで、なにがなにやらさっぱりわかりません。
見れば、六本木ヒルズツアーなるものもあって、有料でガイドさんがついてくれるそうです。
恐るべし六本木ヒルズ!
最初制服を着たガードマンが各入り口に居るのでびっくりしたのですが、どうやらそこはオフィスがあるところで、ショッピング街とは別だという事がわかり安心。
時間もそれほど無いので、ウエストウォークって言うのかしら、実は未だに良くわかっていないのですが、ショッピングゾーンでウインドウショッピングをしました。
ヒルズからサントリーホールまでは、また外を歩くと生きて辿り着けないような気がしたので、日比谷線->千代田線と乗り継いで向うことにしたのですが、大失敗。
直接歩いたほうが良いと思えるくらい乗り継ぎで歩かされました。
ワッツのコンサートは、本当にすばらしかったです。
詳しくはコンサートノートに書きましたので、興味のある方はそちらをご覧ください。
あまりにすばらしいコンサートで、このまま帰るのは勿体無いという事になり、サントリーホール隣のオープンカフェ風のお店でギネスビールで乾杯。付け合せにサラダとオムレツを頼んだのですが、美味しいパンもついて、Goodでした。
そよそよと風が気持ちよく、すこし涼しくなった屋外のテーブルで、ギネス片手にコンサートの余韻に浸ってました。

翌日は北海道へ帰る日で、この日こそ中華街で昼食をと思っていたのですが、急遽飛行機を1便早める事となり、直接羽田へ向いお土産を買って帰りました。
今回はとうとう中華街へは行かずじまいでしたが、いままで行かなかったところにも行って、コンサートも素晴らしく、充実した旅行となりました。

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