2004 / 07 / 17-19

毎年恒例の帯広旅行。今年は三連休の為、2泊3日の旅行となりました。
とは言っても、土曜日は仕事がありましたので、夜の6時に出発。
走りに走って、先日母と三人で行った、歌志内のチロルの湯に9時前に到着しました。
チロルの湯は夜10時まで。近くにコンビニもあり、道の駅併設なので、P泊派には便利です。
幹線道から少し外れたところにあるので、静かで快適でした。

さて、翌日はこの時期富良野が混んでいるのは十分予想できましたので、旭川経由で帯広へ向うことにしました。
少し遠回りですが、層雲峡も見れるし、快適ルートです。
旭川直前で、神居古譚のおばぁちゃんのお店に寄って、グズベリーの実と、とうきびを購入。駐車場で朝食となりました。

ここの橋は真っ白でとても綺麗。橋の下の川の岩にはは、おう穴とよばれる穴が沢山みられ、これが天然記念物になっているそうです。

下の写真は、層雲峡で撮りました。
旭川では、旭山動物園に寄る予定だったのですが、今話題の動物園だけあって、超渋滞。カーナビで抜け道を探して、動物園の駐車場に辿り着いたものの、動物園の中も人でごったがえしていたので、また今度という事にしました。なにしろ今日は帯広まで行かないといけませんので。
というわけで、激混みの旭川はとっとと抜けて、当麻から層雲峡と快調に走り、三国峠まで来たあたりでお腹が空いてきました。
丁度峠の茶屋もあり、ナイスビューな場所でもあったので休憩。
おそばでも食べましょうと思っていたら、なんとも美味しそうなカレーの香り。思わずエビカレーを頼んでしまいました。
今日はランチョエルパソでの食事の予定があったので、はじめさんと二人で一つにしたのですが、正解の大盛り。あぁ、一人一皿にしないでよかったぁ。
カレーを待っている間にふと置いてあるパンフレットを見ると、「ひがし大雪アーチ橋ガイドマップ」なる文字が...
今は廃線となっている士幌線の橋なんですって。これは、面白そう。さっそく行こう行こう、という話となり、帯広までの道程にまた楽しみが増えました。
行こうとは言ったものの、橋は糠平湖の湖岸にそってあり、道路からは少し離れています。もう使われていないものなので、草木に埋まったりして、なかなか見えません。
大きな駐車場があって、湖へ降りていく山道があったので少し入ってみたのですが、湖から戻ってくる人に聞くと、「橋は見えなかった」との事、結局いくつもある橋の中で道路から見える2つだけ写真を撮ることができました。

上は、橋が見えないと言われ、森の中でぼーっとしているところ。
下は、ようやく写真に撮れた2つのうちの一つです。
もう少し時間があれば、徒歩で橋探しに行くのも面白いと思ったのですが、時間があまりなかったのと、「熊多発地帯」との看板を見てしまったので、勇気がなかったので、「上士幌町鉄道資料館」というところに寄って帯広に向う事にしました。
この資料館には鉄道の乗車体験ができる施設があります。乗車体験と言っても、二つの駅の間の運転席から見た景色が大画面に映し出されるだけなのですが、実時間で映し出されるので、おもいっきり時間を食ってしまいました。
エルパソの前に十勝川温泉に入ろうとしていたのですが、乗車体験で2駅も乗ってしまったので、気がついたらとんでも無い時間に....
またもや、走りに走って、十勝川温泉まで辿り着いたものの、正味30分くらいしかありません。慌てて入って少し早めに出たのですが、入ってびっくりモール温泉。汗が止まりません。ひぇ〜間に合わないよぉ。
そんなこんなで、相変わらず行き当たりばったりな状態で、ようやくエルパソに到着。なんとビール祭りだとかで地ビール一杯200円!大ラッキー。
でもはじめさんは、運転があるので、ノンアルコールね。エルパソのノンアルコールは、えのきから作ったテンダーというもの。これがビールより美味しいんじゃないかと思うほど、美味しいのです。前回行った時は、はじめさんは10杯以上も飲んで、お店の人に笑われていましたっけ。
というわけで、今年もエルパソは美味しかったです。
エルパソで食事をした後は、中札内の道の駅でP泊というのが、すでにパターンになってしまっていますが、やっぱり今回も中札内。
なんと、道の駅の目の前にスーパーまでできてしまって、便利便利。
ただ、同系列のスーパーがエルパソの隣にあり、そこは夜中の3時まで営業しているので、買い物はそちらですませてしまいました。
今、私は豆腐&キムチに凝っているのですが、帯広と言えば十勝。十勝と言えば豆。というわけで、こちらの豆腐はとっても美味しいのです。
一体何丁買ったかしら、帰りのクーラーバッグは豆腐と納豆で埋め尽くされていました。
あ、写真は中札内の道の駅の芝生のお庭。ここで朝食を食べるのも楽しみの一つなんですよ。
三連休なんてほんとうにあっという間ですね。
最終日の今日は余市に帰らなければいけないんですが、その前に、藤丸デパートへ行ったり、ますやのパンを買ったり。
おまけに、昨日十勝川温泉に十分入れなかったので、せめて足湯だけでもと思い、また行ってしまいました。綺麗なお花が沢山あって写真を撮りつつ、無料の足湯に浸かったのですが、ここでもモール温泉の実力発揮。あっといまに足が真っ赤になってブーツを履いたみたいになってしまいました。
さて、あとは余市まで一直線です!
そういえば、十勝らしい風景写真が無いなぁということで、帰り道にパチリ。
じゃがいもの畑です。一面白と赤の花が咲いてお見事。
余市まで一直線!のはずが、どうしてこのような写真があるのかというと...
実は夕張方面は以前ひどい目にあっているし、逃げ道が無いので、富良野経由で帰ろうという事になったのです。三連休の最終日で、もうみんな帰る時間だから、渋滞もそれほどでも無いだろうと....思ったのが甘かったぁ。
裏道を使って富良野の渋滞は抜けたものの、富良野→芦別間でビタッツと止まってそのあとノロノロです。
このままノロノロ進むのは嫌でしたので、早く帰るのは諦めて、Uターンして中富良野へ向ったのですが、これが大正解。まだ明るくて、お花は綺麗ですし、観光客はほとんど帰路についているので駐車場もラベンダー畑も独占状態とも言えるほど空いていました。

「FURANO」の看板の前で、写真を撮っていると、写真好きの方が話しかけてきて、レフ(反射板)で光をあててくださるという事になりました。
これがその時、はじめさんが指導を受けて撮った写真です。他にも何枚か撮ったのですが、思わぬモデルごっこに私も緊張してしまい、なかなか笑顔になりません。
こんなんじゃ、女優になれないわ!とは、思いませんでしたが、なんだかドキドキの体験でした。
その方は、コンテストに何度も入選されているそうで、逆光でレフ板使うと綺麗に写るだとか、いろいろ教えていただきました。
モデル体験も無事終わり、気がつけば、渋滞を待つ間に寄っただけの富良野をすっかり楽しんでいる私達。
あぁ、なんて行き当たりばったりなんでしょう。
ついでですから、ワイン工場でワインの試飲もしましょう。そして、お土産のワインも買いましょう!
そんなこんなしている内に、実は富良野は今回の旅行の目玉だったのでは思うほどになってきました。
だって、こんなに綺麗な富良野は、初めてです。
例年なら、こんなハイシーズンは渋滞を避けて行かないですからね。
結局ファーム富田の全部のお店が閉まるまで、富良野を満喫してしまいました。はじめさんから、「はまなすの調べ」という香水と、綺麗なアトマイザーをプレゼントしてもらいました。
最後にお店の前の可愛いベンチでパチリ。
余市に着いたのは夜中の10時30分頃でしたが、富良野のお花とラベンダーの香りのおかげで、疲れもなく、楽しい旅行でした。

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