2004 / 09 / 18-20

発表会が終わって、私は1週間ほどお休みをいただいています。
たまたま、敬老の日含めて三連休となりましたので、夏休みに出かけられなかった分、ちょっと旅行へ行きましょうという事になりました。
17日の夜遅くに出発して、初日は奈井江の道の駅でP泊です。
夜は、エンジン(エアコン)を止めて丁度良いくらいの気温でしたが、朝は暑くて目が覚めました。
天気も良く、まずまずの出だしです。
奈井江で、今日は天人峡の温泉に行こうという話しになりました。
どうやら、はじめさんの痛風が活動を始めたらしく、温泉療養を兼ねてです。
途中、旭川の手前、神居古譚のいつものおばぁちゃんのお店に寄って、"はったんきょう"と"プラム"をそれぞれ1パック100円で入手。
本当に安くて美味しいです。おばぁちゃんいつまでもお元気でね!
「全部洗うと良くないから、食べる分だけ洗いなさい」と、袋をもう一枚もらって、水道を貸してもらって洗ったのを、食べながらの道中となりました。赤みがかかったのが、プラム。淡いグリーンのがはったんきょうですが、はったんきょうの方がすっぱくて私は好きです。


天人峡は、もしかしたら、層雲峡より、層雲峡らしい?かも。
駐車場が狭いので、混雑時は要注意です。
お風呂は、天然の岩をそのまま利用した内湯と露天。
露天は川に面していて、とても気持ちよかったです。
お風呂の着替えるところで、お水が飲めるようになっているいるのですが、その水は、大雪山の伏流水で、とっても美味しかったです。
ちょっとおかしかったのは、お水を飲むためにコップが置いてあったのですが、そこに「紙グラスをお使いください」と書いてあった(手書きではなく、ちゃんとしたプレートになってました)事です。
"紙グラス"って、なんだかおかしいですよね。
飲み水用に、ウォータークーラーが置いてあったのですが、洗面台の蛇口のところにも、「この水は飲めます」と書いてありました。
はじめさんの話だと、男湯のところには、小便小僧があって、その横には、「この水は飲めません」と書いてあったそうです。飲もうとする人がいるのでしょうか???
お風呂からすこし坂を上ったところに羽衣の滝というのがあるそうで、行ってみたかったのですが、どうも温泉療養のはずが、痛風の方が芳しくないようで、断念しました。でも、帰りに車で走っていると、割と大きな滝を発見。さっそく写真を撮ってきました。




今回は、19日に YORKSHIRE FARM という FARM INN を予約しているので、なんとなくそちらに向いながら、この日は美瑛のどこかでP泊する事にして、美瑛に向いました。
天人峡から美瑛まではあっという間です。

適当に走っていると、割と有名なゼルブの丘というのがありましたので、ちょっと寄り道。以前一度来たことがありますが、その時はシーズンちょっと前。今回はシーズンちょっと後といったところでしょうか。それでも前よりは花が綺麗に咲いていました。
広い芝生もあり、写真を撮ったり、お土産を買ったりしました。
ここから見える周囲の景色も、”美瑛!”って感じで、綺麗ですよ。
さて、そろそろ夕食をどこで食べるか、どこでP泊するかなどと考えつつ、とりあえず、美瑛の駅です。観光案内所でガイドマップを入手したり、インターネットしたり。
駅にはたまたまノロッコ号が入ってきました。
駅前の商店街はどのお店も綺麗な建物です。
インターネットで見つけた PUU というお店を探したのですが、17:30にオーダーストップということで間に合わず、結局また駅前に戻ってきて、駅の正面にある、ほり食堂に決めました。意外といっては失礼ですが、ここの味噌ラーメンがなんとも美味。目が点になるくらい大きな器にたっぷり入ってくるのですが、汗をかきかき、全部平らげました。
会計の時、TVドラマで悪役とかできそうな感じの店主に、「暑いですね」って言われました。外は肌寒いくらいだったんですけどね。(^o^)
はじめさんが頼んだ、カツラーメンもすごかったです。注文してから、お肉をバンバン叩く音がして、揚げたてサクサクの大きなカツが乗ったしょうゆラーメンがやってきました。
P泊は、以前も利用した事がある、三愛の丘を予定していたのですが、ここには、照明も、トイレの電灯も無くて、夜がちょっと大変。
もうすこし良さそうなところは無いかと、ガイドマップとしばし、睨めっこした末に、目をつけたのが、国道沿いの「花人公園」。さっそく行ってみると、Oh!これは素晴らしい。広い駐車場に綺麗なトイレ。道の駅よりも良い感じです。
翌朝は雨でしたが、公園の東屋まで朝食の食材とストーブ(小型コンロ)などを運んで、あずましく食事もできました。食事をしていると、黒い雲が公園を中心にどんどん遠ざかって、明るくなり、景色がどんどん広がっていき、とても感動的でした。食事を終える頃には、雨も止んでしまいました。




雨が止んだので、美瑛の写真を撮ろうという事になり、車でうろうろ。
以前は三愛の丘のあたりを中心に写真を撮った事があったので、今回は、新区画というところへ行ってみました。
最初に辿り着いた公園は、新区画とは名ばかりの公園。
新区画ダムも水がぜんぜんないし、公園から見る景色もあまり綺麗じゃないので、諦めて三愛の丘へ向おうとしたのですが、ふと見ると公園の反対側を軽自動車が快適にドライブ?しています。
あれ?あっちにも道があったのかと、公園をぐるっと回ってみたら、ご覧の通りです。
今回は(も?)はじめさんの写真より、私が撮った写真の方が綺麗に撮れていたので、左の写真は3枚とも私が撮ったものです。
私って、写真の才能あるのかしら。なーんてね。(^^) 
15時に新得の宿に着けば良いので、いつになく早起きした私達は、まだまだ余裕です。
おともだちの "さだきち"さん情報で、美瑛の 新星館 というところが良さそうだという話でしたので、さっそく行ってみました。
建物は、古い民家を移築したものだそうで、とても立派です。その中に、3Fまでびっしり、須田剋太氏の作品と、島岡達三氏の作品が展示してあります。館長さんも感じの良い方です。3Fの大きなガラス窓の部屋からの眺めもとても良く、行ってよかったと思える美術館でした。
4月中旬から11月中旬まで開館していて、3ヶ月に1回くらい展示を変えるそうなので、また行ってみたいな。
それと、美術館でもらったパンフレットを読んでみてびっくり。この美術館のオープンには、とても面白い経緯があるそうです。
さて、そろそろ昼食の時間となったとお腹が言うので、何かないかなぁと走っていると、けむり屋というお店を発見。名前からして、スモーク関係のお店だろうという事で寄ってみると、おいしそうなハムやソーセージがあります。さっそくスモークチキンと、ペッパーソーセージ、それから手作りのロールパンを購入。どういうわけか、中富良野のファーム富田の香水の舎の前のテーブルで食事となりました。美味しかったです。
香水の舎では、ラベンダーグッズをいろいろ購入、これ以降車の中にラベンダーの香りが充満した事はご想像の通りです。
で! そろそろ宿(新得)に向おうと車を走らせつつ、何か足りない!?と思ったらしく、はじめさんがチーズ工房へ車を乗り入れました。そう、今晩は夕食の後部屋でワインを飲もうと持ってきていたのですが、チーズが無かったのでした。こういう事には良く気がつく人ですこと。
ちゃっかりアイスも食べて、ようやく本気で新得へ向う体制がととのいました。


ほぼ、時間通りに、YORKSHIRE FARM に到着。
と同時に雨。
しばらく部屋でシャワーを浴びたりして休憩していると、雨も止み、宿の周りを散策することになりました。
宿で長靴を貸してくれるので、それを履いています。似合います?
羊が沢山いる牧場のまわりを30分くらい散歩しました。

宿の夕食はラム肉。ちょっと複雑な気分です。
それと、夕食の時に、ちょっとしたトラブルがあって、また、その時の対応も悪く、なんだか後味の悪い一泊になってしまいました。
FARM INN とは言っても、もう少しお客を大事にする配慮が欲しいと思いました。
何故か、渡り廊下に「余市行き」の看板が。
確かに明日は余市に帰る日ではありますが...(^^)


翌朝、すごい食欲で朝食のパンをむしゃむしゃと食べて、はじめさんは元気です。
私はというと、元気は元気なのですが、スカートで牧場を歩いたので、虫にさされて、足のあちこちから血が....
痛くて痒くてたまりません。蚋(ぶよ)みたいで、人によっては足が象のように膨れるとか。あーどうしよう〜。


羊も、虫に刺されるのか、ときどき牧場の端にある白樺の木に、こうやって体をこすり付けています。(下の写真です。上ははじめさん)
牧場に行くときは、もうすこし虫対策をしなければいけないなぁと思いました。

この後、日高-夕張と経由して、気がつけば、美唄のたつみでいつもの焼き鳥を買い込んだあと、石狩太美のロイズの工場で、美味しい深煎コーヒーをいただいて、今回は割合早く帰宅できました。
今回初めて、たつみで とり飯を買ってみたのですが、美味しかったですよぉ。

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