2004 / 10 / 08 - 11



いつものパターンですが、
8日のレッスンを終えて、夜余市を出発。
道々、はじめさんとレッスンについて激闘...ではなく、激論となった為、途中の黒松内、長万部はほとんど記憶に無く、気がついたら目的地に着いていました。
喉はカラカラで痛いほどでした。(^^)
道の駅手前のローソンで103円の1L紙パックのお茶を購入し、
0時くらいに、砂原(さわら)の道の駅に車を滑り込ませました。
その日はノートPCで、前に録画していた映画を見て寝ました。
最近ノートPCでの映画鑑賞がP泊の友となりつつあります。
音はカーステレオから鳴らすので結構迫力があります。

翌朝は道の駅近くの港に移動、海を見ながらの朝食から始まりました。実は雨こそ降っていないものの、寒くて風が強くて、大変な朝食でした。 その分、あったかいコーヒーは美味しかったです。


砂原から大沼までは目と鼻の先です。
大沼に寄る予定はありませんでしたが、以前大沼の駅前の観光案内所で函館周辺の割引券などをGetした事を思い出して、寄ることにしました。
天気は良くありませんでしたが、少し紅葉が始まっていて、秋らしさを感じることができました。
大沼駅前と言えば、やはり沼の家のお団子でしょう。
二人で1折をペロッと食べてしまいました。
さて、いよいよ函館へ...と思うのですが、なかなかそうはさせてくれません。
無料の高速のIC手前には、昨年帰りに閉館ぎりぎりで寄った昆布館があります。そして、私の手には、昆布館の粗品進呈券が握り締められています。車は当然のように、昆布館の駐車場へ入っていくのでした。昨年見れなかった素晴らしい映像を見ると、朝食を食べて、お団子まで平らげたはずなのに、昆布が食べたくなるのです。
昆布館の展示を抜けると、昆布づくしのお土産コーナーの試食が待ち構えています。無料の昆布茶を飲みながら、試食をぱくぱく。気がつけば、様々な昆布のお土産を買っていました。

昆布館を出ると、なにやら良い香りが....
道の向かい側にあるのは、「一文字」というラーメン屋さんではないですか。前の日に函館のラーメン屋さんをネットで調べていた時にチェックしていたお店です。とっても美味しいらしい。
お腹には、既に朝食とお団子と昆布の試食が収まっています。
さぁどーする、ア○フル! えぃ。ラーメンくらい入るでしょう!
という事で、車は昆布館の駐車場を出たと思ったら、あっという間に一文字の駐車場で止まってしまったのでした。
ラーメンくらい、と思ったのが大間違いでした。
すっごく美味しくて、すっごくボリュームがありました。
も、もう何も食べられません。...まだ函館の手前なのに...


さぁて、今度こそ函館....と思ったら、ラーメンを食べたせいかしら、
ちょっと喉が渇いてきました。
今度は、私の手には、「はこだてわいん」のパンフレットが握られています。
まっすぐ(無料の)高速に乗れば函館の街中まであっという間のところに居るはずなのに、車は高速の入り口を避け、藤城市街への道に向います。
なんだか賑やかだと思ったら、この連休はワイン祭りだそうです。活気あふれる中、沢山ワインを試飲させてもらいました。
お正月のワインパーティに備えて、何本かワインを購入。モーツアルトを聴かせて熟成させた?というモーツアルトワインも買ってみました。味が変わるのかしら...
レジでワインを包んでもらっていると、ふと、さっき試飲して美味しかったワインがレジの片隅においてあるのを発見、気軽なつもりでつい、「あ、ついでにあのワインもください」って言ってしまいました。
そしたらびっくり! レジの金額が一気に倍以上に跳ね上がったのです。そのワインは野生の山葡萄だけから作った貴重なワインを更に樽熟成させたというもので、年に何本も作れず宣伝もできず、そこでしか買えないという代物だったのです。
今更後へも引けず、「これは、今回の旅行で餞別をくれた母へのお土産」と購入を決意。餞別は、初日にワイン一本に化けたのでした。

写真の熊さんが飲んでいるのも山葡萄ワインですが、こちらはリーズナブルなお値段です。味は、ぜんぜん違います(たぶん...)!

この日は、函館ワインの後、やっと高速に乗り、函館IC近くの「花の湯」という温泉に入ったら、既に宿泊地へ向う時間。
これだけ食べたけど、やっぱり夜の晩餐用に何か食材を仕入れてからP泊予定地の道の駅「なとわえさん」へ向かう事にしました。
そこでふと思い出したのが、やはり前日調べておいた、「ノイフランク」というソーセージのお店。国立に同名のお店がありますが、そこで修行して独立した方がやっていらっしゃるとか。
このお店が今回の函館旅行の目玉になりました。
詳しく書くとながーくなってしまいそうなのでいずれBlogに書く事にして、とにかくワインに合う美味しいソーセージがたくさん。中でもチキンローフのコンソメ味は最高です。
それに、ホクレンショップで見つけた美味しいチーズも加わって、「なとわえさん」での晩餐はそれは美味しいものになりました。
あーこの日は食べてばっかり....
さて、翌日....また大盛りのパスタの写真からですが...
昨年見つけてすっかりお気に入りの、ROKANの「トマニン」です。
ここに来る前に、お風呂に入って、函館牛乳を飲んでいます。
あ、そういえば、「なとわえさん」で出会ったご夫婦が、二人で毎年、道の駅全道制覇しているそうです。昨年は2周もしたとか。
で、函館ワインでくじ引きを引いて当たった(というよりはずれたんですが...)カレーセット(生野菜セット)が2つあったので、差し上げました。
などなど、食べる以外にも多少の出来事はあるのです。

話を「トマニン」に戻しますと、実はこれ、はじめさんが注文したものです。私は、前から気になっていた、「あんかけヤキソバ」を注文しました。これがもう、笑うしかないっていう程の大盛り。知ってはいましたが、いざ自分の前に皿が出てくると、やっぱりびっくり。もう食べるというより戦うといった感じです。食べ終わって化粧室で鏡に映っていたのは、スポーツで一汗かいた様な私でした。
それにしても、「トマニン」おいしそうでしょ?
あさりやイカなど新鮮な魚介類の具がたっぷり入ったソースは絶品です。 あんかけヤキソバもとっても具がたっぷりで美味しかったですよ。

食事の後は、新撰組です。
大盛り....じゃなく、大森浜にある、「哀愁テーマパーク 土方・啄木浪漫館」というすっごいタイトルのところへ行きました。ホームページのトップには、「函館記念館」と書いてあります。どっちの名前が本当なのかなぁ。
石川啄木のロボットもなかなかリアルで面白かったし、土方歳三の展示も、最近NHKの「新撰組」を見ているせいもあって楽しめました。


哀愁テーマパーク 土方・啄木浪漫館」を楽しんだ後、かなり強い雨風の中、大森海岸で啄木と会話(日記ページの写真)をして、文学の世界に触れたあと、函館山周辺をウロウロしてみる事にしました。
このあたり、なんとなく地理が頭に入っていなくて、いつもカーナビを頼りにめちゃくちゃに走っているので、ちゃんと道を把握しておきたかったのだと、はじめさんは言っておりますが、実際のところは単なるネタ切れだったのでは無かったのかとも思います。
車でぶらぶらしていると....クラクション一つ鳴らされずにそんな走りができるのも函館の良さですが...函館山入り口に出ました。17:00〜22:00まで一般車は通行規制。しかし今は16:00。登ってみたら、これが大正解。霧は出ているものの、丁度展望台に着いた頃にはナイスタイミングで函館の街を眺めることができました。
夜景とまではいかないにしても、美しい眺めです。

函館山を降りて、金森倉庫の前までくると、電飾が綺麗。
駐車場に車をとめて、前回サホロ旅行の時にラジオで聞いてチェックしていた、スナッフルスというお菓子やさんを探しました。ところがお目当てのチーズオムレットは既に売り切れ。翌日、本店に行って売り切れ直前にようやくGetしました。本当に美味しいのかな?と半信半疑でしたが、本当に美味しかったです。

この日は、遅くなってしまったこともあり、「なとわえさん」ではなく、七飯にP泊しました。ここは、「なとわえさん」を見つける前に利用していたPで、この時期という事もあり、快適でした。
最終日。この日はハズレばっかり。
最初、温泉に入ろうと、「花園温泉」というところに行ったのですが、月曜休館で、アウト。仕方なく前日行った温泉へ入り。その後函館牛乳へ。ここでは100円で牛乳飲み放題なんです。
次に、「トマニン」を食べにROKANへ行ったのですが、ROKANはお休み。では、函館塩ラーメンを食べようと、70年以上の歴史を持つ、松らくへ行ったのですが、駐車場が無くパス。
結局、初日に食べた「一文字」のパワーラーメンを食べて、帰路につきました。
写真は途中の道の駅「YOU・遊・もり」の裏庭?です。
「えっ?」っていうくらい広い敷地で、春には桜の花が見事です。
函館は本当に近いですね。
早めに出発したこともあって、夕方には雷電温泉あたりを通過、
夕食までには帰宅しました。
途中、日本海側の眺めがとても綺麗でした。

夕食は、母と3人でワインパーティです。
あの、高い幻のワインはまだ勿体ないので、先日千歳に行った時に買ってきたハスカップワイン(これも結構なお値段です)を空けました。
オードブルは、ノイフランクのソーセージ(最終日に寄って買ってきました)と、ホクレンショップのチーズ。昆布館の昆布と豪華函館づくしです。
そうそうホクレンショップで見つけた、スペインのパン(パンガレーゴ)もワインにとても良くあって美味しかったです。

戻る