2005 / 3/ 26 - 4 / 2
東京で、リストに関するシンポジウムがあるという情報があり、是非参加してみたいと思い、思い切って休みを取って行く事にしました。 シンポジウムは2日間ですが、それだけでは勿体無いので、昨年からお世話になっている横須賀のお店でドレスを選んだり、ちょっとした小旅行としました。 AirDoのスペシャル料金の関係で、いつものように千歳←→羽田往復というのは諦めて、函館まで車で走り、函館→羽田を使う事にしました。また帰りは、それが無いので、いろいろ考えた挙句、列車での北上となりました。 そんなこんなで、あーでも無いこーでも無いと計画を練り直し、兎に角安く、しかし楽しい旅行となるように考えた結果、余市→函館→東京→横須賀→川崎→浅草→上野→浅草→小平→浅草→那須→郡山→喜多方→郡山→函館→余市という、ものすごい計画になってしまいました。 移動手段も、車、飛行機、列車、高速バス、タクシー、レンタカー、北斗星(寝台車)とこれでもか!という感じです。 さて、写真は、函館空港。波乱万丈の旅の始まりです。函館空港は、リニューアル中で、とっても綺麗でした。 車は、空港の隣の日産レンタカーのお店に1日500円で預かってもらうことにしました。 実は、函館発は朝早かったので、前日に七飯まで車で走ってP泊したので、この日(27日)は、旅行2日目になります。 |
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東京初日は川崎日航ホテル。ここを含めホテルはすべてはじめさんの会社の福利厚生利用で超格安です。(写真はチェックアウト時) チェックイン前に到着したのですが、さすが日航ホテル。更衣室を貸してくれて、着替えをさせてもらい、荷物を預かってもらい、さっそく(旅行中の食事で太る前に??)横須賀のドレスのお店へ。豊富な品揃えで買い易いお値段で手に入るので、昨年からお気に入りです。 事前にインターネットで調べて欲しいドレスを用意してもらっていたので、それらを含めて7点くらい試着。無事これは!という1点を手に入れることができて大満足です。生徒さんとの演奏用にもう一着買ってから、安心して、以前から行ってみたかったペッパーランチというお店で食事をしました。 川崎日航ホテルの部屋は、17階。部屋も綺麗で広く、夜は窓からの眺めが良かったです。 |
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翌日は、フリー。この日から、シンポジウムの事もあって3日間浅草のホテルに宿泊です。 シンポジウムは小平でしたので、もう少し近いホテルが良かったのですが、最初に予約した府中のホテルは、距離的には近いのですが、交通の便が悪く小平に行くには周り道になってしまいます。 それならば、という事で、浅草のホテルに決めたのでした。部屋はちょっと狭かったですが、格安で綺麗で対応も良く、インターネットも使えるホテルで満足でした。 あれもしたい、これもしたいといろいろやりたい事、行きたいところがあったのですが、残念ながら雨。結局、浅草でお約束の大黒家のインパクトのある天丼で昼食を取り、上野をぶらぶらする事にしました。 はじめさんは上野高校だったので、上野はそれなりに詳しい(ハズでしたが、結構迷っていたなぁ)。今回はキムチ横丁とアメ横に行きました。キムチ横丁では、何件かあるお店をのぞいていたら、最後に覗いたアリラン亭のおばちゃんの勢いに負けて、そこで買ってしまいました。しかも、ちょっと買う予定が、結局旅行中ずっと持って歩くほどの量。いろいろ味見をさせてもらいましたが、確かに辛いのですが、果物などの甘みがあるものが多く、すっきりとした辛さが好みの私達にはどうも馴染めないものが多かったです。結局、セロリのキムチと、チョンガキムチというのを買いましたが、とても美味しく特にチョンガキムチは気に入りました。サービスで頂いたキャベツのキムチは事の外甘く、自宅で、ゴマ油で炒めてラーメンに入れて食べました。(たいていこうすると美味しく食べられます) アメ横では、特にあてもなく、ぶらぶら。そろそろホテルに帰ろうかと思っている頃、小さなお店で「あれ?これアーリッカに似ている」とふと立ち止まってよく見たら、何と本物のアーリッカです。(その1、その2、その3) フィンランドに行った時に出会ったお店で、木のぬくもりを生かした小物類がとっても可愛いのです。今調べたら、ネットでも買えるお店が増えてきたようですが、以前は日本で手に入れる事が難しくて、探していたのです。まさかアメ横で出会うなんて!しかも、50%オフ。母へのお土産も兼ねていろいろ買ってしまいました。 上野ではサクラがかろうじて咲いていましたが、少し肌寒かったです。 |
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上野から浅草のホテルへ戻り、神谷バーに行きました。 下町の雰囲気のあるお店で、デミグラスソースの美味しいメンチカツなどをいただきながら、飲みやすく独特の味のカクテル電気ブランでほろ酔い気分。 はじめさんもご機嫌! |
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さて、今日から2日間のリストシンポジウムです。リストの楽譜について、演奏方法についてなどのお話や、ケマル・ゲキチさんの演奏など、内容も濃く、とても有意義なセミナーでした。 ただ、この2日間、特に初日はとても寒く、私は洋服の選択を間違えてしまったせいもあり、凍えそうでした。会場に入れば暖かいと思ったのですが、何かの手違いか震えるほど寒い会場でした。それでもはじめさんのベストを奪い取ってしのいでいたのですが、ゲキチさんのコンサートの前に限界に達し、カーディガンとホッカイロを購入しました。 二日目は、1日目に苦情があったせいか会場は少し暖かく、またそれなりの服装で行ったので大丈夫でしたが、しかし駅から会場まで、とても寒かったです。 二日目の朝、会場のそばにパン屋さんを発見。お昼にと買っていったのですが、とっても美味しくて、帰りにまた大量買い。持ち歩きながら、少しづつ食べました。この日の夜は早く終わったので、夜の浅草をすこし散策して、「ふなちゅう」で夕食となりました。この後、寒くて着れそうにない洋服その他をホテルから宅配で送りました。 |
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3/31日。まっすぐ自宅へ帰るのは勿体無いので、那須に一泊するため高速もみじ号に乗りました。 乗り場は新宿新南口...と言われてもよくわからないので、少し早めにホテルを出て、大江戸線で新宿へ向いました。浅草は大江戸線を使うといろいろなところに簡単に行けて便利です。 新宿から約3時間。なかなか快適なバス移動でした。しかし、バス停から、ホテルまでは交通手段が1時間待ちの路線バスしかなく、ここは東京より更に寒かったので、タクシーを使いました。わずか6kmなのに2100円!ちなみに新宿から那須までのバス料金は3000円でした。(^^; |
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那須のホテルは、TOWAピュアコテージというところです。客室がコテージになっていて、ツインのベッドルームが二つに、暖炉付きのリビングが一つ。お風呂もついてますが、別棟に温泉もあります。 チェックインが午後4時というのが少し遅いのですが、隣の那須ハイランドパークには無料で出入りできますので、荷物を預けてさっそくハイランドパークに向いました。と、ところが....寒い!ホッカイロを貼っていったのですが、それでも寒くて、とても乗り物に乗る気になりません。無料の足湯に浸かってみたものの、暖かくなる事も無く(後でぬるい方の足湯に入っていた事が判明)、結局ぶるぶると震えながら外で売っていたスペアリブを食べて、お土産を買って帰って来てしまいました。 唯一レゴの展示だけが屋内で暖かかったので、見てきました。写真のレゴで出来たハリーポッターや、東京タワーや昆虫など、実に多彩な展示があって、写真も自由に撮れるので面白かったです。 |
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コテージの夜は暖炉の前でワインやパンなど、あったかくて素敵な夕食となりました。 ホテルでマシュマロを用意してくださっていて、是非暖炉で焼いて食べてみて欲しいという事だったので、挑戦。外はパリパリで中はとろーりとして、とっても美味しかったです。 本当はこの日はホテルからちょっと離れた「太らん」というダチョウ料理のお店に行く予定でしたが、タクシー代が高いので中止。ハイランドパークのレストランも全部閉まっていたので、慌ててスペアリブを買って、たまたま持っていたワインとパンでの食事となったのです。結果的には正解で、暖炉の前の食事を楽しめました。 それしても、ワインもチーズもパンもサラダと一通りの食材は持って歩いている私達です。(^^; |
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4月1日。ホテルの送迎バスで那須塩原の駅まで送ってもらい、北海道への帰路へつきました。 とは言っても、帰りは、郡山21時55分発の北斗星。郡山で半日くらいフリーです。那須で遊んでいても良かったのですが、心配性のはじめさんは、早く郡山へ行っていないと気がすまない性質。とにかく郡山へ向うという計画を立てたら、郡山から車で1時間半くらいで喜多方へ行ける事を発見。レンタカーを探していたら、JRのレンタカーを借りると、JR運賃も安くなりレンタカーも特別料金だとかで、結局、余市駅で、JRの切符と郡山のレンタカーを予約していました。 喜多方といえば、ラーメンですよね! というわけで、レンタカー代5000円とガソリン代1000円を使って、食べてきました。坂内食堂の肉そば。(私はしなそば)。実は浅草のホテルの近くにも「坂内」はあったのですが、現地で頂くことに決めていました。 とっても美味しかったです。肉そばは麺が隠れるほどお肉がのっています。私は、しなそばで十分でした。 喜多方は蔵の街としても有名。それからお酒も美味しいという事で、お酒の試飲をしたり、「蔵」という喫茶店で炭焼きコーヒーを堪能したりしてきました。 途中、海みたいな猪苗代湖などの風景も楽しかったです。 |
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郡山の駅。 北斗星の停車時間はわずか1分なので、早めにホームに行って待っていたかったのですが、ここでも極寒が私達を襲います。とても外で待っていられる状態でなかったので、ぎりぎりまで改札の前で待機して、えいや!でホームに出ました。 北斗星の中は暖かく、快適でした。食堂車でワインなども飲めるし、写真のロビーカーも使えるのですが、例によって豊富な食材と会津で仕入れたお酒を持っていた私達は、食堂車が遠かったせいもあり、個室で酒盛りとなりました。 生まれて初めて、海の底を走りましたが、青函トンネルに入っていく感覚がとても怖かったです。閉所恐怖症のはじめさんは、40分くらい、ずっと暗いトンネルの壁を見て固まっていました。すうっとトンネルから出て大地が見えた時は本当にほっとしました。 そういえば、高倉健さん主演の「海峡」という映画を見た事を思い出して、また見たくなりました。 |
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朝6時30に函館に到着。車は空港近くのレンタカー屋さんに預けているのでそこまで行かなければならないのですが、朝一番のバスに乗るまで函館駅で休憩して空港へ行きました。函館では、花園温泉でさっぱりと汗を流した後、「スナッフルス」のチーズオムレットをGetしてから、お約束の「ローカン」で、トマニンの昼食! その後、「ノイフランク」でチキンローフなどをGetして、ようやく余市へ向います。 | |
函館から余市までは約3時間半といったところでしょうか。 今回いろいろな交通手段を利用しましたが、やっぱり自分の車は快適だなぁと思いつつ、夕方4時ごろには自宅へ到着。山の様なお土産を開けながら、母と3人で晩餐となりました。 |