2005 / 8/ 12(金) - 15(月)







 今回の旅行は、中島公園のサンマルクでの、はじめさんのバースデーディナーから始まりました。
美味しいディナーの後、キタラで有森博さんのコンサート。
なんと、私の後ろの席には、医者でありながらピアニストでもある、上杉春雄さんがいらっしゃいました。
素敵なコンサートを堪能して、いよいよ旅に出発です。

今回のテーマは、海水浴です。
私は子供の頃以来海で泳いでいませんし、はじめさんは一度も北海道の海を泳いでいなかったので、
いつか泳ぎに行きたいねと、話をしていました。
北海道の海水浴シーズンはとっても短いので、なかなかチャンスが無かったのですが、
ネットで調べて、何とオホーツク海で泳ぐ事に決定。
日本一海開きが遅い、岡島のハマナス海水浴場を目指しました。


キタラを出て、一泊目は東川の道の駅。
東川町という町は、今まで知りませんでしたが、層雲峡方面と美瑛・富良野方面との間にあって
通過する事もなかったのですね。
今回札幌を出るのがコンサートが終わる9時過ぎなので、適当な距離の道の駅を探したところ
東川町の道の駅に決定。新しい道の駅で、利用するのも初めてです。
町中の小さな道の駅ですが、コンビにまで歩いていけますし、新しくて綺麗でした。

実は東川での朝、ふと目を覚ましたのが6時半頃。
通常のP泊なら、もう一寝入りというところなのですが、
何故かこのまま起きて海まで走るという気分になって、まだ眠そうなはじめさんと
洗面、片付けをすませて、東川を早々に後にしました。
予定では、この日は、のんびりと紋別へ移動。
とっかりの湯につかってさっぱりした後、オホーツクの海の幸などをつまみながら、紋別道の駅でP泊の予定で、岡島へは翌日のはずだったのです。

しかし、何故か朝っぱらから北上して、写真の音威子府の道の駅で、ようやく朝食となったのでした。 朝食のついでに、余市を出るときに用意していたパンとスモークチキン、レタス、チーズなどをつかって、サンドウィッチを作りました。海に持っていって食べたら美味しそうと思って作ったのですが、これが大ヒット!
今回の旅行では、毎日サンドウィッチを作ってました。

食事をしたところには、面白い形の白樺があったので、それを表現しようと写真を撮ったのですが、はじめさんの格好は、理解不能です。(^^;




さて、いよいよ岡島です。
内地の海でしか泳いだことが無いはじめさんは、駐車場が満杯だとか、
海の家が高いとか、トイレが大変だとか、いろいろ言ってましたが、
着いてみると、駐車場無料、トイレもシャワーも無料、海岸は広く、
砂はやわらかくて心地よく、ゴミは落ちてないし、人は少なく、
プライベートビーチ感覚でした。
気温も水温も、欲を言えばもう少しといったところですが、海水浴には十分です。
写真には写っていませんが、結構泳ぎました。
私は、子供の頃は、毎日海へ飛んでいっていた頃もあって、泳ぐのも、磯遊びも大好きです。 何しろ海まで歩いて行けましたから。

大人になってから海に行っていなかったので私は気にしていなかったのですが、はじめさんは、しっかりサンシェルターやらワインやら何やらを車から運んできて、結局二人でワイン一本。あっと言う間に空けてしまいました。不思議と酔わないもので、ほとんどジュース感覚。 朝作ったサンドウィッチはとっても美味しくて、4つ作ったうちの3つをはじめさんが食べてしまいました。

海では、くらげを発見。白い様な透明な様なのがプカプカ浮かんでました。
私はくらげを初めて見ましたが、はじめさんから小さい頃くらげに刺されて大変だったと聞いていたので、ちょっと怖かったです。
海水の温度が低いとくらげが出て来るそうで、オホーツクの海もそろそろシーズン終わりなのかもしれませんね。
海を堪能した後、お風呂と夕食とP泊の為に、紋別へ向けて車を走らせていると、途中チーズ工房を発見。 思わず車をUターンさせて立ち寄り、美味しいアイスクリームとチーズを仕入れました。 私の大好きなモッツアレラチーズもGet!
紋別は、とっかりの湯。温泉ではありませんが、新しくて大きくて綺麗で、良いお風呂でした。 ただ、サウナの中で地元のオバチャン達が、五月蝿かったのは、ちょっとマイナス。 ここは、和風と洋風の2種類のお風呂があって、毎日男湯と女湯が入れ替わります。 私達は翌日の朝もここに入ったので、両方楽しめました。

とっかりの湯と同じ敷地に、蔵という居酒屋があり、夕食はそこで食べようと決めていました。 最近芋焼酎に凝っているのですが、焼酎を結構そろえているとホームページに書いてありました。
結構混んでいましたが、待たずに座れて、お料理も美味しかったです。
ただ、紋別の施設はどこもそうみたいですが、クーラーを弱くしているみたいで、暑かったです。 サウナのあとだったこともあり、焼酎ではなくてビールにしてしまいました。
P泊は道の駅の予定でしたが、道の駅の手前で、海を見るとライトアップされていて、なにやら面白そうな雰囲気。 立ち寄ってみると、オホーツクタワーまでの防波堤(クリオネプロムナードと言うらしい)がライトアップされていました。
また、その周辺には、オホーツクホワイトビーチがあり、また、運動公園という広大な芝生があって、大きな駐車場と24時間使えるトイレがあります。
みなさん駐車場に車を停めて、芝生にテントを張ったりしてキャンプしています。
これは丁度良いと、私達もここでP泊する事に。
広いし暖かかったので、久しぶりにカータープも出して外で食事(二次会)になりました。 この日の焼酎は、今ではなかなか手に入らない赤霧島。紫芋を使っていて、独特の風味はたまりません。(^o^)






翌日。
本来なら海水浴のはずでしたが、昨日楽しんでしまったので、
1日空きました。更に、そもそも、3日目からの予定は立てていませんでした。
さぁてどこへ行きましょうか....渋滞にあわないように気をつけながら、北へ行こうか南へ行こうかと思案しながら、紋別をうろうろ。
道の駅でふとパンフレットを見ると、博物館(無料)や原生花園など、紋別にもまだ面白いところがいろいろありそうだという事がわかり、早速紋別市立博物館へ行きました。
囲炉裏の写真は、昔を再現したもので、見るだけでなく、実際にあがって、写真を撮ることもできました。
どういうわけか、こういう資料館などで写真を禁止しているところが多いですが、こんな風に楽しめるところは良いですね。
博物館を楽しんでいたら、博物館の隣のとっかりの湯のOpen時間になったので、お風呂に入る事に。今日は私が和風、はじめさんが洋風風呂です。
はじめさんが昨日「すごい」と言っていた打たせ湯ですが、確かに7Mの高さから落ちてくるお湯は迫力がありました。

お風呂に入ったらランチの時間になってしまい、浜へ出て防波堤で椅子とテーブルを出して、食事をする事に。
久しぶりにコーヒーも入れて、朝作っておいたサンドウィッチ。
それに、ガリンコ号の乗船所?のみやげ物コーナーで買った、カステラ蒲鉾。
これは、厚焼き玉子と蒲鉾(さつま揚げの方です)が合体したようなもので、美味。

ランチしながら何気なく海を眺めていると、なんとも気持ち悪い色をしたものが、海中を漂っています。ゴミかしら..などと見ているとふわっと動き、くらげだという事がわかりました。昨日見た可愛い?水くらげとは違って、なんとも毒々しい色です。
それが何匹も海にいるようです。

この日は昨日より気温も低く、紋別のホワイトビーチは、海の中にあるプールといった感じで、あまり海らしくなく、防波堤の方は気持ち悪いくらげが居て、「あぁ昨日泳いでおいて良かった」とつくづく思いました。

結局、1日紋別を楽しんだ後、白滝の道の駅でP泊する事になったのですが、写真は、湧別の道の駅の隣のバスターミナル?の前です。
スペースシャトルでも発着しそうな巨大な建物の前には、大きな石の玉があって、これは水の力(表面張力)で浮いているのだとか。
手で押すと、押した方向にくるくると回りだします。
はじめさんが面白がって押していると、時間が来たのか、誰かが見ていたのか、水はピタッと止まってしまい、びくともしなくなりました。(^^;

この日は、遠軽で食材を仕入れて、白滝の道の駅で食事。
白滝の前に丸瀬布がありますが、駐車場がP泊向きではありません。
しかし、白滝は白滝で、結構な山の中にあり、熊が出そうで怖かったです。
この道の駅は一般道からも来られますが、本来は高速のサービスエリアのようです。
今のところ高速料金は無料なので、高速側から入りました。(一般道側と高速側は車で行き来できないようになっていますし、一般道側の駐車場は更に山側で怖い...)
場所が場所だけに、熊の恐怖さえなければ、利用者も少なく、駐車場も使いやすく、P泊には快適です。
ただし、自動車専用道路なので、あくまでもP泊まで。キャンプや煮炊きはNGです。
パトロールの車が巡回していて、注意がありましたが、私達はOKでしたので、この日もタープを出して、のんびり外で食事しました。ついでにその人に熊の事を聞いたら、小動物は出るので、車外に食べ物やゴミなどは出しておかないようにとの事でしたが、熊は多分居ない(出ない)との事でした。


今回の旅行では、念願の海水浴もして、十分楽しんでしまったので、余市まで帰る事になったのですが、朝起きてみると雨。
タープを出していたので、タープのしたでゆっくり朝食をとって、小雨になったのを見計らって撤収。
雨の中の移動になるかと思って覚悟していましたが、トンネルを一つ抜けると、快晴。
道も恐れていたような渋滞も無く、比布までは無料の高速もあって、快適に旭川まで来てしまいました。
「あれ、こんなに快調に旭川に来れてしまった」なんて思っていると、とつぜんカーナビの目的地を旭山動物園に変更するはじめさん。「道も空いているし、みんなお盆休みは終わって今日は帰るんじゃないかなぁ。だったら動物園も空いてるかも」だって。
まぁ、前回混んでいて諦めてしまったので、付き合ってあげますか。(^^;
動物園には渋滞もなく、あっさり着いてしまい、1日500円の有料駐車場へ車を入れてさっそく、ゲートをくぐりました。


それにしても、暑い。
朝雨が降っていたのが嘘の様な暑さの中、動物達もバテ気味。
ペンギンやアザラシなどは元気でしたが、
白熊は、水浴びもせずぐったり...というか、オスはメスの側を離れず
仲良くお昼ねという感じでした。

ペンギンの泳ぎはとっても速く、機敏で、びっくり。
パイプになった水槽の中(もしかして私達がペンギンに見られているの?)は
涼しくて気持ちよかったです。


これはアザラシのパフォーマンス。
水面から顔だけだして、「可愛い〜可愛い〜」と大人気でした。

下の写真は....


旭山動物園を楽しんだ後、妹背牛で温泉に入って、余市に向います。
温泉を出る時に、峰延の焼き鳥屋さんに電話。
このあたりを走る時は、なかばお約束になっています。(^^;

電話してみると、なんと今日はお休みだとか。
でも、注文はOKだとか。???
理由は、今日はたまたま峰延のお祭りなので、お祭り会場でお店を
出しているとの事で、お祭り価格の為いつもより10円高くて良いならOKとの事。
もともと、一本70円という安さなので、40本注文して峰延へ向います。
お祭り会場に車を停めて、焼き鳥を買ったら、なんと私達で売り切れ。
まだ6時半で、お祭りはこれからというところなのに、もう売り切れてしまうなんて。やはり三船の焼き鳥は地元でも大人気なんですね。
温泉で電話しておいてよかった。と思いつつ、ちょっとお腹も空いてきたので、腰を下ろして早速焼き鳥をパクパク。うーん美味しい。でもこうなると、ビールが飲みたい!
で、はじめさんにビールを買ってきてもらいました。 もちろん運転があるので本人は駄目。私一人、焼き鳥&ビールでお祭りまで堪能してしまいました。

まっすぐ余市に向うはずが、動物園やらお祭りやら、とっても楽しい帰路になりました。

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