Little Players Vol.23 2014/09/21 |
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前日の土曜日は教室でリハーサルでした。 実はリハーサルの方が緊張する生徒さんが多いのです。 そして、本番はステージの上で堂々と弾く生徒さんが多いのです。 土曜日と発表会当日の朝早くから調律師の斉藤さんに調律を仕上げて頂きました。相変わらず響きの悪い状態ですが、斎藤さんの丁寧でかつ情熱的な調律で生徒さんも私も普段と同じように弾けたのだと感謝しています。 いつもお世話になっている地元のお花屋さん「クサマさん」から 今年も素敵なお花が届きました。ヤマハミュージックリテイリングさんからも立派なお花が届けられステージは一気に華やかになりました。 |
スッタフのメンバー。 中高生の若いスタッフに混ざると 心なしか私も若く見えます!? みなさん、よろしくお願いします。 |
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5人のスタッフはフル活動で忙しいです。 その中で集中して自分の演奏もしなければなりません。 でも、一度スタッフを担当すると 次もスタッフをやりたいという生徒さんが多いです。 本当にどうもありがとう! 照明室にはルナちゃんとルイくん姉弟が入っています。 中学時代に同じブラスバンドの仲間として活躍していた2人。 ミサトちゃんもミユカちゃんも高校3年生。 それぞれの道へ着々と歩んでいますね。 今年はヤマハの調音パネルをピアノの下に一枚 そして、はじめパネルを3枚ピアノの横に置きました。 結構、音が響くので、はじめパネルもなかなかやるなぁと 思いました。 |
受付を済ませて生徒席へ 5歳〜大人の生徒さんまで、 みんな同じように生徒席に座っていただきます。 初めて発表会に出る人は6人ですが みんな楽しそうですね。 1年生だけれど、ノアちゃんは4回目! そして、エミカちゃんは3回目! と、自慢していました。(笑) みんなカワイイですね。 今年はお顔を隠す人が居ませんでした。 皆さん、それぞれですが余裕の笑顔ですね〜。 |
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さぁいよいよ開会です。 昨年に続き今年も連弾でオープニングを入れました。 ルナちゃんと、ブラームスのハンガリー舞曲から 超有名な第5番を演奏しました。 ルナちゃんは、こういった曲が得意です。 ダイナミックに演奏を終えると 会場から大きな拍手がありました。 ノアちゃんが堂々と開会のご挨拶をしてくれました。 「発表会大好き人間」。 一期生のクミちゃんを想い出します。 みんなで発表会大好き人間になろう! |
1番から4番までの生徒さんは 先生との連弾です。 プログラム1番の「たぬきのたいこ」の イントネーションをどうしても言えない アナウンサーのシノブさん。 地元の人が平たく「よいち」と言うように 言ってみたらどうでしょうと アドバイスしてみましたが 都会の人が言う「よ」にアクセントが付く言い方に なってしまいます。 しかし、本番では歌うように同じ音で アナウンスしていたのは流石だなぁと思いました。 昨年の発表会が終わった頃に入会した マオちゃん。まだ幼稚園児ですが 初出場で堂々のソロです。 きっと、お父さまもお母さまも驚かれたのでは ないでしょうか。 真剣に演奏を聴くノアちゃん。 「マオちゃん、もうあんな曲ひくんだ。 スゴイね!」と感心していました。 子供の後に大人の生徒さん サチコさん、クミさん、マチコさんと 良い演奏を披露してくれました。 |
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第2部は例年通りコーラスから。 今年は若松歓さんの「君とみた海」を選びました。 少人数ですが、なかなか素敵なハーモニーでした。 |
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コーラスの次は、例年ですと6手連弾なのですが 今年は何故かプログラムに入れていなかったのです。 夏にミサトちゃんが復帰した事で チューバ&ピアノのアンサンブルを思い付きました。 初めて伴奏をしたミユカちゃん。 良い経験ができましたね。 ベネデット・マルチェッロの「ソナタ T IN F」 素敵な演奏でしたよ! サン=サーンスの「動物の謝肉祭」へと続きます。 生徒さんとの連弾組曲ですが 全14曲のセカンド担当は、けっこう大変で かなり生徒さんに助けられました。(^^; 同業者の先生からメールがあって この組曲は大人が演奏した以外に 聴いた事がなくて、子どもたちが 生き生きと演奏するのを聴いて 大変驚かれたとの事です。 嬉しかったです。そして、熱心にお聴き頂いて ありがとうございました! 最後にみんなで一例! あれ?この組曲のトリのミキちゃんの名前が 呼ばれなかったので会場はザワザワでした。 「白鳥」「フィナーレ」の2曲を立派に演奏してくれた ミキちゃんとステージに行き みんなで盛大な拍手を送りました! |
第3部です。 まずは、可愛いハンドベル・アンサンブルからスタートです。 今年は、”見上げてごらん夜の星を”でした。 伴奏を担当するのは昨年に続きユメちゃん。 彼女はモーツァルトのソナタを立派に演奏するのに この伴奏がとてつもなく緊張するのだそうです。 毎年、前日のリハーサルで初めて合わせるのですが 子供たちのパワーって、改めて凄いと思いました。 |
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3部のピアノソロは、小3のホノカちゃんから。 「動物の謝肉祭」でも2曲演奏しましたが プレインベンションから「ブーレ」を 大きいお姉さん方に混ざって堂々の演奏でした! みんなに「ホノカちゃんカワイイ〜」と言われてましたね。 高3のミサトちゃんは受験でバッハのインヴェンションを 弾くので今回は4番&8番を選曲しました。 ギリギリまで8番が弾けなかったのに とても楽しい演奏でした! 3番手は、高3のミユカちゃん。 受験のため勉強に専念する事になりましたが 音楽が本当に大好き!という気持ちが伝わってくる フォーレの「シシリエンヌ」は、しっとりと美しく 想い出に残る演奏が出来ましたね! 4番手は、ハジメさんさん。写真が一枚も無くてスミマセン! ん、昨年もそうでした。 スペインの作曲家グラナドスの「アンダルーサ」を とても情熱的に演奏しました! 赤い靴下はティボーテの真似!? 5番手は、中3のルナちゃん。 メンデルスゾーンの無言歌集から 超有名な「春の歌」。 聴く分には心地の良い曲ですが、演奏は難しいですね。 思うように演奏出来なかった気持ちもまた大切に 次に繋げて下さい! 敢えて選曲チャレンジしたルナちゃん。 継続10年を迎えて花束の贈呈です。 6番手は、生徒さんのトリを務める 中3のユメちゃん。 モーツアルトの傑作ハ短調のピアノソナタ 第一楽章を堂々の演奏です。 思い切りが良いのが特徴。 細かいトリルもよく弾けていましたし ダイナミックレンジが素晴らしかったです! 人前でモーツァルトを弾くのは 大変難しいと言われていますが お客さんを惹きつける演奏でしたよ! |
全ての生徒さんが終わって最後に弾くというのを23回もやっています。 しかし、今年は苦渋の選択をしました。 ずっと暗譜演奏してきましたが 楽譜を置くという決断をリハーサルの日にしました。 最後に先生として演奏する時に 危ない演奏よりも、落ち着いた演奏をしたいと思いました。 しかしながら、いざ楽譜を置くという事になると勇気が要るものです....。 昨年はリストのパガニーニ練習曲から「狩り」と「カンパネラ」を 弾きましたが、早くに暗譜はしていました。 ショパン作品ではバラード4番も苦労しましたが 「舟歌」も大変な難曲でした。 リストとショパンの違いは? 緻密さなのかも知れません。 本番はゆったりとした気持ちで弾くことで、 表現したいことを、お客様に伝えられたのではと思います。 ありがとうございました! 花束係のリンちゃんは、「先生、ドレス踏んで転ばないでね」と 心配していました。(^^; |
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閉会のご挨拶は 小6のイチカちゃんにお願いしました。 ちょっと照れ屋さんですが ご挨拶を引き受けてくれましたね。 立派でしたよ! |
今年も無事発表会が終わりました。 春から準備を開始して、生徒のみなさんと作り上げた発表会。 笑ったり、泣いたり、今年も様々なドラマがありましたが、本番当日は思いっきり楽しめましたね。 個人個人の演奏はもちろん、 コーラスや、ハンドベルも、楽しかったです。 スタッフのみなさん、花屋さん、写真屋さん、調律の斉藤さん、 お疲れ様でした。どうもありがとうございました。 また、発表会を聴きに来てくださった皆様、どうもありがとうございました。 今日の発表会はいかがでしたか? 大人も子供も学年も、演奏者もお客さんも区別なく、一緒に楽しめる発表会。 音楽って本当に素敵ですね。 by みかこ |