Little Players Vol.24 2015/09/13
 
前日の土曜日は教室でリハーサルでした。
実はリハーサルの方が緊張する生徒さんが多いのです。
同じ流れで行うリハーサルは、とても大切だと思います。

発表会の前日はコンサートがあって、前日使えないとの事で朝早くから調律師の斉藤さんに調律を仕上げて頂きました。相変わらず響きの悪い状態ですが、斎藤さんの丁寧でかつ情熱的な調律には、いつも感謝です。そして、ヤマハ調音パネル、はじめさんパネルで結構響くようになったので、この効果には驚いています。

いつもお世話になっている地元のお花屋さん「クサマさん」から
今年も素敵なお花が届きました。ヤマハミュージックリテイリングさんからも立派なお花が届けられステージは一気に華やかになりました。

夏にクサマさんでスタンドを購入したのですが、それに合わせてのお花を育てて下さったとの事で感激しました。このスタンドはこれからも役立つ事でしょう!


スッタフのメンバー。
美人姉妹の高1のユメちゃん&中1のミキちゃん
音大生のミサトちゃん。
そして、中3のコノミちゃんと
法事にもかかわらず
朝早くから駆けつけてくれて法事に参加し
お昼前に来てくれた中1のイチカちゃんです。

5人のスタッフはフル活動で忙しいです。
その中で集中して自分の演奏もしなければなりません。
でも、一度スタッフを担当すると
次もスタッフをやりたいという生徒さんが多いです。
本当にどうもありがとう!
みなさん、よろしくお願いします。

 




12時半に受付を済ませた生徒さんが会場入りしています。
あれ?いつも元気なアキラくんですが、なんだか心配そう。
大丈夫ですよ!

下の写真の生徒さんは対照的に余裕のスマイルですね〜。
大人の生徒さんもスマイルですね〜。

 初めて参加する生徒さんも何人か居たので
最初はみんなでステージツアーをしました。

みんなカラフルなドレスで登場!
とってもカワイイですね。

お辞儀の練習にもお客さんが暖かく拍手してくれました。
ありがとうございます!





  さぁいよいよ開会です。

昨年に続き今年も連弾でオープニングを入れました。

ユメちゃんと、マイ・フェイバリット・シングスを演奏しました。
面白いアレンジで良いなぁと思いました。
譜めくりのハジメさんは、なんと開演10分前に
カメラを忘れた事に気が付き家に取りに行き
超焦りました!

最初からバタバタな舞台裏でしたが
しっとりと演奏を終えると
会場から大きな拍手がありました。

アキラくんが開会のご挨拶をしてくれました。
 ステージツアーの成果が出て堂々とお辞儀をする
小さい生徒さんたち。


フィンランドの「楽しい動物曲集」から
それぞれ2曲ずつ演奏しましたが
曲に子どもたちがコメントを付けました
アナウンスのミサトちゃんが読み上げて
演奏するスタイルにしました。


小2のアサヒちゃんはブルグミュラー25の練習曲から
2曲演奏しましたが、早く弾きたい!という風に
元気にステージに出て行って堂々と演奏しましたね!


同じく春に転校して入った小4のカノンちゃんと
「ピーターと狼」ではナレーションを担当してくれます。
なんだか意気投合している感じが伝わってきます。


大人の生徒さんはショ、パンの遺作集からの演奏です。
トップバッターのコズエさんはとても落ちつた演奏でびっくりしました!
クミさんもマチコさんもベテランな生徒さんだけあって
立派な演奏でした。]


マチコさんは緊張してペダルを踏む足が前に出たまま
戻すことが出来ず最後の方はペダル無しでしたが
それを感じさせないのは流石です。
私は気が付いていましたけどね。(^-^)








 

第2部は例年通りコーラスから。
今年は話題の映画「アナと雪の女王より」を
「レット・イット・ゴー」〜ありのままで〜選びました。
2分の2拍子でシンコペーションの嵐で
練習はとても苦労しました。
ピアノ伴奏が指揮者も兼ねているので
テンポコントロールが難しかったです。








コーラスの次は、同じ学校の小1トリオによる
「サザエさん沖縄風」
3人共白いドレスで白いお花を付けていたので
揃えたのかなと思っていましたが
なんと偶然との事でびっくり!
可愛いトリオによる息の合った演奏で
会場も盛り上がりました!

音大のミサトちゃんとチューバとピアノの
アンサンブルをしましたが、ハジメさんが譜めくりだったので
写真はありません。第一楽章だけでしたが
現代曲で拍子がコロコロ変わりリズムを取るのが難しい曲でした。
合わせる練習もあまり出来なかったので
本番直前ハジメさんがエレクトーンで練習してくれました。
その成果が出て会場から大きな拍手を頂きました。


プロコフィエフの「ピーターと狼」へと続きます。
5人の演奏者と2人のナレーションで
曲の解説から始めました。
オーケストラの曲なので、モチーフ演奏からスタートです。
演奏は、リーダーのカリンちゃんにお願いしました。
「こわ〜い狼。狼はホルンです」
「ピータのおじいさんはバスーン。
なんだかブツブツ小言を言っているようです」
などなど。

3曲担当のリンちゃんは流石に暗譜が大変でした。
「さあ、動物園へ出発だ!」が長かったし
難しかったですね。おまけに1曲目と終曲も担当でしたから
さぞプレッシャーがかかった事でしょう。

グループ・レッスンの成果も出て
まとまりがあって良かったです!
お客さんも楽しんで頂けたのではないでしょうか。

最後にみんなで一例!




第3部です。
まずは、可愛いハンドベル・アンサンブルからスタートです。
今年は、”明日があるさ”でした。簡単そうで、とても難しいアンサンブルでどうなる事かと思いましたが
初めて全員で合わせたリハーサルは素晴らしかったです。
当日は、ベルを右手と左手に間違って持ってしまったようで
フラットしていました。まぁ、これもご愛嬌でしょう。
伴奏を担当したのはミキちゃん。ソロ演奏よりプレッシャーがかかったようです。


 







3部のピアノソロは、中1のイチカちゃんから。
ブルグミュラー18の練習曲より「ジプシー」です。
情熱的でカッコいい曲を良い音で演奏していましたね。


続いて中1のミキちゃんが同じ曲集から「空気の精」。
強弱の幅が素晴らしく
ピアノが大好き!という気迫が伝わってくる
素晴らしい演奏でした!


3番手は、大1のミサトちゃん。
ベートーヴェンのピアノソナタOp49-1第一楽章。
大学の試験では別の曲だったのと
レッスン回数が足りなくて
暗譜が得意な彼女も間に合いませんでしたが
音が綺麗だったのが印象的でした。


4番手は、ハジメさんさん。写真が一枚も無くてスミマセン!
ん、昨年もそうでした。
フィンランドの大作曲家シベリウスの
「ロマンティックな情景」です。
とても抒情的で美しい作品ですが
左手の広い音域のアルペジオを美しく弾けるか
そして、ペダリングも相当考えなくてはならなくて
実は難しい曲だと思いますが
本番は良い演奏が出来ました!


5番手は、昨年に続き生徒さんのトリを務める
高1のユメちゃん。
シューマンの幻想小曲集より「飛翔」です。
最後のレッスンまでテンポコントロールや
内声の歌い方、激と静のコントラストがはっきりせず
随分と注文を付けましたが
リハーサルでそれが全部出来ていたのには驚きました。
音大を目指して、これから増々磨きをかけて下さい。


全ての生徒さんが終わって最後に弾くというのを24回もやっています。
しかし、慣れるどころか年々緊張感が増していくような気がします。

ショパンの「英雄ポロネーズ」にチャレンジしましたが
早くから暗譜が出来ていたのにも関わらず
思うように仕上げられなかったのが残念です。

曲は冒頭の一音から決まると言われていますが
序奏を弾くのがプレッシャーでした。
4度の重音音階の難しさ!
3回目の変則的な箇所は最後まで指使いを迷いました。
あのカツァリスが左手を駆使して弾いていたのには驚きましたが
とても真似が出来る事ではありません。

最初の頃は楽しいとさえ感じていた左手オクターブの連続が
本番が近くなって難所になってしまったこと...
反省点はキリが無いですが
これからも精進していくしかありません。









閉会のご挨拶は
小5のミユちゃんにお願いしました。


ご挨拶をやってみない?と聞いたら
「やってみようかな」と引き受けてくれたのが嬉しかったです。

立派でしたよ!


最後にみんなで記念撮影。これもハジメさんが撮ったので写っていません。来年は忘れないように撮ります!
今年も無事発表会が終わりました。
春から準備を開始して、生徒のみなさんと作り上げた発表会。
笑ったり、泣いたり、今年も様々なドラマがありましたが、本番当日は思いっきり楽しめましたね。
個人個人の演奏はもちろん、
コーラスや、ハンドベルも、楽しかったです。
スタッフのみなさん、花屋さん、写真屋さん、調律の斉藤さん、
お疲れ様でした。どうもありがとうございました。
また、発表会を聴きに来てくださった皆様、どうもありがとうございました。
今日の発表会はいかがでしたか?
大人も子供も学年も、演奏者もお客さんも区別なく、一緒に楽しめる発表会。
音楽って本当に素敵ですね。

by みかこ