Little Players News
No.18 1999年 9月
今月は、いよいよ発表会ですね。体調に気を付けて、最後の仕上げに臨みましょう! でも、リラックスするのを忘れないように。
♪ ベートーヴェンについてC ♪
作品解説
交響曲弟5番「運命」:
ベートーヴェン自身が「かく運命は戸をたたく」と言ったと、弟子のシンドラーが伝えたことから、この名が浸透したといわれています。「エコセーズ」:
エコセーズとはスコットランド風の4分の2拍子の速い舞曲のことです。「ワルツ」:
次々に変化する曲想が特徴の愛らしい曲です。「ト調のメヌエット」:
和音の響きがこの上なく優美で、良く知られた曲です。「さらばピアノよ」:
しっとりとした情感にあふれた曲で、広く親しまれています。「バガテル」:
バガテルとは、“ちょっとした思いつき”という意味で、自由にまとめた随想ふうの短い曲をいいます。「ロンド」:
ベートーヴェンが13歳の時の可愛らしい作品です。「エリーゼのために」:
とても有名な、美しいメロディーのこの曲はテレーゼという女性のために作曲したと言われています。「ソナチネ」:
遺作の中から発見されたもので、ボンで過ごした少年時代の作品です。「ソナタ」:
ベートーヴェンは“ピアノ・ソナタは作曲家としての芸術的意欲を表すもの”として、32曲もの作品を書きました。WoOについて
WoO, という略語は作品番号なしの作品という意味で、キンスキーという学者がベートーヴェンの作品目録を作った際に用いたものです。
発表会の演奏時の服装について
華美になる必要はありませんが、お客様に聞いていただく会ですので、身だしなみは整えましょう。