Little Players News

No.18 1999

今月は、いよいよ発表会ですね。体調に気を付けて、最後の仕上げに臨みましょう! でも、リラックスするのを忘れないように。

 

♪ ベートーヴェンについてC ♪

作品解説

交響曲弟5番「運命」:

ベートーヴェン自身が「かく運命は戸をたたく」と言ったと、弟子のシンドラーが伝えたことから、この名が浸透したといわれています。

「エコセーズ」:

エコセーズとはスコットランド風の4分の2拍子の速い舞曲のことです。

「ワルツ」:

次々に変化する曲想が特徴の愛らしい曲です。

「ト調のメヌエット」:

和音の響きがこの上なく優美で、良く知られた曲です。

「さらばピアノよ」:

しっとりとした情感にあふれた曲で、広く親しまれています。

「バガテル」:

バガテルとは、“ちょっとした思いつき”という意味で、自由にまとめた随想ふうの短い曲をいいます。

「ロンド」:

ベートーヴェンが13歳の時の可愛らしい作品です。

「エリーゼのために」:

とても有名な、美しいメロディーのこの曲はテレーゼという女性のために作曲したと言われています。

「ソナチネ」:

遺作の中から発見されたもので、ボンで過ごした少年時代の作品です。

「ソナタ」:

ベートーヴェンは“ピアノ・ソナタは作曲家としての芸術的意欲を表すもの”として、32曲もの作品を書きました。

WoOについて

WoO, という略語は作品番号なしの作品という意味で、キンスキーという学者がベートーヴェンの作品目録を作った際に用いたものです。

発表会の演奏時の服装について

華美になる必要はありませんが、お客様に聞いていただく会ですので、身だしなみは整えましょう。