Little Players News

No.42 2001

今月は、いよいよ発表会ですね! 発表会に向けて演奏のブラッシュアップをしましょう。


  発表会プログラムより

♪上を向いて歩こう(中村八大)…「Sukiyaki」のタイトルで、アメリカのヒットチャートNo.1に輝いたこともある坂本九のナンバー。日本が生んだ名曲のひとつですね。
♪メヌエット(J.S.バッハ)…4分の3拍子で中ぐらいのテンポをもつ優雅な舞曲。17世紀にルイ14世が宮廷舞踊に採用し、広く親しまれました。
♪ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)…"あなたの胸を飾るリンゴの花になりたい"という愛の歌です。「ダニー・ボーイ」という名でも親しまれています
♪ジムノペディ(サティ)…この曲はジムノペディアと称する祭典を描いた古代ギリシャの壷から、インスピレーションを得て作曲したと言われています。
♪ボレロ(ラヴェル)…情動的な2旋律を交互に小太鼓のリズムに乗ってひたすら繰り返す、という非常に単純明快な構成ですが、オーケストレーションの魔術師といわれるラヴェルならではの傑作です。
♪アランフェス協奏曲(ロドリーゴ)…20世紀スペインを代表した盲目の作曲家ロドリーゴの傑作です。哀愁を帯びたギターの音色が魅力的です。
♪『少年時代の画集』より「アンダンティーノ」「エチュード」(ハチャトゥリヤン)…不安定なリズムと無調的な鋭い感覚が随所に見られる極めて現代的な曲です。
♪『ピアノスプラッシュ』より「ピンクのチューリップ」「ヴィオレッタ」…色彩感に溢れ、イメージや想像力を高める響きの曲です。
♪ベニスのゴンドラの歌(メンデルスゾーン)…無言歌集より有名な曲です。8分の6拍子の流れるような、しっとりと落ち着いた曲です。
♪ワルツOp.69 N0.2(ショパン)…ショパン19歳の作品。故郷のポーランドで作曲されました。感傷的な旋律に満ちています。
♪喜びの島(ドビュッシー)…もっともオーケストラ的に考えられたピアノ曲で、「シテール島への船出」というワトーの絵からインスピレーションを得て作曲されたといわれています。