Little Players News
No.47 2002年 2月
寒さの厳しい2月ですが、風邪などひかないように元気いっぱいがんばりましょう!
ロマン派音楽
バヘハモベウロシュメショシュリワブ…
バッハ、ヘンデル時代をバロック音楽、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの時代を古典派音楽と呼びます、そして、次に来るのはロマン派音楽です。
ウェーバー
ウェーバーは、1786年、ドイツのリューベック近郊のオイティンに生まれました。シューベルトとともにロマン派の道を最初に切り開いた重要な作曲家ですが、その存在は少々地味な感じがします。皆さんはご存じですか?
ウェーバーは、劇団を組織して各地をまわっていた父親といっしょに旅をしながら、父から音楽教育を受けました。13歳で早くも歌劇を作曲していたそうです。1798年、ハイドンにピアノと作曲を学び、1803年にウィーンで本格的に作曲を学びました。1821年ベルリンで有名な歌劇「魔弾の射手」を発表し、ロマン的な歌劇として大変な成功をかちえました。その後、次々と歌劇を発表し活躍しましたが、1826年ロンドンへ旅行中病気で亡くなりました。
舞踏への招待
ピアニストだったウェーバーが、演奏技能を生かして1819年に作曲したピアノ曲で、ウェーバーの作品の中で最も有名で親しまれている曲です。当時から大旋風を巻き起こした程の人気で、リストやベルリオーズも、この曲を管弦楽に編曲した程です。 ちなみに、現在よく演奏されるのはベルリオーズの編曲によるものです。皆さんも、きっと耳にしたことがあることと思いますよ。
この曲の序奏では、男性が女性を誘うというシーンが描写されています。そして優雅で華やかなダンスが始まります。最後に序奏と同じメロディーが繰り返され、それは舞踏会の終わりを暗示しています。