Little Players News

No.111 2007 6月

さわやかな6月。北海道も初夏を迎えましたね。

北海道新聞 小樽後志版に掲載されました

8月26日(日)いわない高原コンサートホール(荒井記念美術館内)での大井和郎先生のリサイタルの記事が掲載されました。
素敵なリサイタルになりそうです。



2007年5月15日 (北海道新聞 朝刊)


コンサートの聴き方・楽しみ方

みなさんは、グループレッスンや発表会を通して、人の演奏を聴く姿勢ができていると思いますが、せっかくコンサートへ出かけるのですから、プロのピアニストが演奏する姿、音を身体全体で感じてください。

今回、大井先生のリサイタルでは、ベートーヴェンのピアノソナ『悲愴』から始まります。 この曲は「第1楽章」、「第2楽章」、「第3楽章」とあり、ピアニストは続けて3曲演奏いたしますので、みなさんはピアニストがお立ちになったとき、盛大な拍手を送ってください。 “拍手のタイミング”は“ピアニストが立った時”と覚えておきましょう。 風邪気味などで、咳が出そうな時は、ハンカチを口に当てて、できるだけ音を立てないように気をつけましょう。 また、演奏中にゴソゴソとバックから物を取り出すのも、まわりの人の迷惑になりますので気をつけましょう。 さあ、あとは思い切り演奏を楽しんでください!

コンサートの思い出

中学生の頃、レコードを聴くのが大好きな私でしたが、当時ピアノを習っていた先生がコンサートに誘ってくださいました。 初めて聴いたコンサートは、小樽市民会館で田崎悦子さんというピアニストのリサイタルでした。 モーツァルトの華麗なピアノソナタの演奏で始まり、アンコールにリストのハンガリー狂詩曲第2番を披露してくださった事を鮮明に覚えています。 その後も北海道厚生年金会館という大きなホールで、偉大なピアニストの演奏を先生と一緒にS席で聴いたりと、中学生の頃から恵まれた環境の中で、生の音に触れられた事に当時習っていた先生、そして両親に感謝しています。 そんなわけで、コンサートの魅力にすっかり心を奪われた私は、高校生の頃から1人でお気に入りのピアニストのコンサートに出かけるようになっていました。 家で聴くCDも素敵ですが、やはり生の音は心にダイレクトに響き、何倍もの感動を与えてくれます。 みなさんも、そんな機会を大切にこれからも音楽と向き合ってくれたら良いなと心から願っています。