Little Players News

No.130 2009 1月

2009年のスタートです。良い年になりますように!

エンジョイ・ピアノ①

今月から新しく、「もっとピアノを楽しみましょう」という意味の“エンジョイ・ピアノ”を連載していきたいと思います。 独立してピアノ教室をスタートして早18年目になりますが、今までの経験の中で思ったこと、また、このようにしたら、もっと練習がスムーズになり、ピアノのある生活を楽しめますよ!ということなどを、お話していきたいと思います。

聴きましょう、そして、聴いていただきましょう①

教室では毎月1回グループレッスンがあります。 人の演奏を聴くという事は大変勉強になり刺激にもなります。 また、人前で演奏するという事は大変緊張するものですが、集中して演奏できるようになると、緊張も楽しくなるものです。 そのためには、やはり日々の練習が大切で、練習の積み重ねが自信になっていくのです。 ご家庭でも、できるだけお子さんの演奏を聴いてあげてください。 お友達同士で弾きあいをするのもまた楽しいですよ。 積極的に弾きましょう!


グループレッスン

日頃の練習の成果をお互いに聴き合うレッスンです。 最初は小さな生徒さん4人のグループからスタートしました。 始めてみると、それは驚くほど効果があり、年齢が近い生徒さん同士でグループを組み、今のグループレッスンが誕生しました。 年に1回の発表会だけでなく、もっと人前での演奏の機会を増やしたいと思っています。 緊張しながらの演奏に慣れ、それを楽しめる様になること、また、目標が無いと、日ごろの練習で、気持ちがゆるみがちになりますが、月に1回、人前で演奏するという事が良い意味で練習に刺激になっていると感じます。 このグループレッスンは生徒さんにとても好評です。 私も演奏しますが、 曲の背景や勉強して思ったことなどをお話しながら弾くようにしています。 少し難しく、聴くのは大変かなと思う曲を弾くこともありますが、演奏後、びっくりするような素敵な感想が聞ける事もあり、聴く力が育っているのを感じます。 一番小さな生徒さんのグループの感想が最も豊かだったりするのにも驚きです。 感想は自由。 大きな生徒さんも素直に感じて思ったことを、恥ずかしがらずに話してくれるようになるといいなと思います。 グループレッスンは、他の人の演奏と、その演奏を通してのレッスンを聴けるのも魅力ですね。 同じピアノで同じ曲を弾いても、人それぞれ、同じ演奏にはなりません。 正しい演奏の上に自分らしさを表現することこそが、演奏の醍醐味なのです。

咳が出る時はマスクを

風邪がはやり出すシーズンです。 教室はみんなが集まるところ。 ゴホンと咳が出る時はマスクをしてきてください。 教室にも簡易マスクを用意していますので、マスクを忘れた生徒さんに付けて頂いています。風邪の予防策として、うがいと手洗いも忘れずに。