Little Players News
No.132 2009年 3月
もうすぐ春ですね。日も長くなってきました。
エンジョイ・ピアノ②
1月号から新しく、「もっとピアノを楽しみましょう」という意味の“エンジョイ・ピアノ”の連載がスタートしましたが、今月は2回のお話となります。
聴きましょう、そして、聴いていただきましょう②
教室では毎月1回グループレッスンがあり、 人の演奏を聴いたり、人前で演奏をしたりすることは大変勉強になり刺激になっています。 グループレッスンでの演奏は日々の練習の励みにもなり、自ずと練習をしたくなる気持ちが芽生えてきます。 そして、緊張しながらも人に聴いてもらうという事は嬉しい事で、小さい生徒さんでも熱心にお友達の演奏を聴きますし、一生懸命練習した成果を発揮し、それが、1年に1回の発表会へと繋がっていきます。
発表会(リトルプレイヤーズ)
毎年9月に行っている教室の発表会 リトルプレイヤーズは、今年で18回目を迎えます。 日頃の練習の成果をご家族の方やお友達に聴いて頂く会です。
1年に1回のステージでの演奏はまさに晴れ舞台。
学校では授業参観といった感じだと思います。
私も小さい頃から発表会に参加してきました。 大勢の生徒さんが、1人1人順番に演奏していくという発表会で、当時としてはスタンダードなものだったと思うのですが、正直なところ、このスタイルの発表会を私は好きではありませんでした。 発表会当日、普段会わない知らない人が大勢集まり、次々と演奏される曲を、知識が無いまま、長時間聴き続けるのは少々辛いものがありました。 もちろん素敵だなと思う演奏や曲はありましたが、少しでも曲の説明などがあったら、もっと熱心に聴いていたかも知れません。
教えて下さった先生は大変熱心な先生でした。 レッスンで先生が模範演奏して下さるのですが、それは素敵な演奏で先生のようにピアノが弾けたらどんなに楽しいだろうと思いました。 ただ発表会では演奏されませんでした。 先生が演奏する、しないは賛否両論で、その先生の考え方次第だと思います。 私は色々な曲を紹介すると共に、自分の勉強のためにもグループレッスンでも発表会でも、できるだけ演奏をしていこうと思っています。
コンサートのような発表会
出演者が楽しんで演奏を発表でき、そして、聴いてくださる方にとっても面白い発表会である という事が私の大きな目標です。 ですから構成には、十分な時間をかけ、生徒さん1人1人が魅力的な演奏ができるようなプログラム構成を考えています。 ハンドベル・アンサンブルや、コーラスなど、今は出演者もお客様も楽しみにしてくれているようで嬉しく思っています。