Little Players News
No.133 2009年 4月
今年の発表会は9月13日(日)に決まりました。6月頃より練習が始まりますので、張り切って行きましょう!
エンジョイ・ピアノ③
1月号から新しく、「もっとピアノを楽しみましょう」という意味の“エンジョイ・ピアノ”の連載がスタートしましたが、今月は3回目のお話となります。
ピアノを弾く習慣をつけましょう
練習に対する姿勢はそれぞれですが、出された課題を練習する人、それ以上に練習してくる人、ちょっと練習不足な人、教室に来る前に慌てて練習してくる人など、様々です。 当然、練習をする生徒さんほど上達が早いですが、正しい練習方法でなければ逆効果にもなりかねませんので、レッスンの時に習った事を家でも気をつけつつ、楽しく*重要*練習しましょう。
ピアノに向かう時間は生活の一部と考えて、毎日、少なくても30分は取って欲しいと思いますが、時間が無い時は10分でも時間を見つけて、集中して練習しましょう。 そういう時は、マルをもらった曲、暗譜で弾ける曲、スケールの練習だけでも効果はあります。 私の場合はウォーミングアップに1時間~1時半の時間、それから曲の練習に入るのですが、忙しくて思うように練習時間が確保できず、ハノン全曲を約1時間半で弾くと、曲の練習にはあまり時間が取れない時期がありました。遠回りなようですが、基礎練習をしっかりしておくことは、指の強化となり、練習したという達成感も得られます。 そして、何よりピアノに向かうきっかけになりますよ。 新しい曲の譜読みがちょっと大変なんて思っている人はお試しあれ。
練習の仕方と練習時間
毎回の練習では練習の内容を決めた方が効果的です。 気をつけるポイントをしぼって練習するのも良いと思います。 「つっかえ弾き」は悪い癖がつきますので、ゆっくりのテンポで一音一音確かめるように弾きます。 レッスンで途中からの練習をしたりしますが、どこを弾いているのか分からなくなっている事が多い生徒さんは楽譜を見ていない事がほとんどです。 練習は楽譜を見ながら弾けるテンポで、必ず楽譜を見て練習しましょう。
練習時間ですが、教室でのレッスンでは、ソルフェージュ5分、指のテクニック10分、エチュード(練習曲)10分、曲15分で、おおよそ40分のレッスンになりますが、毎日の練習時間の一つの目安になるかと思います。 レッスンではビデオ撮影をしていますので、できればビデオテープを持参して来て下さい。
家で自身の演奏やレッスンを見ると大変効果的です。 私自身も、自分の練習をビデオ撮影して演奏をチェックするようにしています。