Little Players News

No.134 2009 5月

輝かしい新緑の季節がやってきました。外へ出るのが楽しいですね!

エンジョイ・ピアノ④

4回目の今月は、楽譜を見なくても頭にしっかりと楽譜が入った演奏ができる「暗譜」についてお話したいと思います。

暗譜の仕方

皆さんは、どのようにして曲を暗譜していますか?暗譜演奏する時は、次の練習に気をつけて暗譜しましょう。

① 指や感覚だけで覚えない

楽譜を中途半端に覚えると、鍵盤ばかりを見て、楽譜を見なくなります。 そうすると、間違って覚えたり、悪い癖がついたりして、直すのが難しくなります。 必ず楽譜を見て弾く習慣をつけましょう。

② メロディーを歌いながら伴奏を弾く練習

暗譜を忘れる原因のほとんどは、伴奏部分にあります。 指や感覚だけで覚えないように。 もちろんメロディーも暗譜しましょう。

③ 曲の途中、どこからでも弾けるようにする

最初から通してばかり弾く練習では、できない所がいつまでたっても、できる所に比べて上達しません。 できるだけ色々な箇所から弾けるように、まさに「針の穴を通す」ような練習を心がけてください。

④ 頭の中で楽譜を描くように

ピアノに向かって弾く事ばかりが練習ではありません。 楽譜だけを見る時間を作りましょう。 そして、ピアノを離れた時、お風呂に入る時、乗り物に乗っている時(車を運転する時はやめましょう)、眠る前など、頭の中でどれだけ楽譜が書けるか確かめてみましょう。

⑤ ゆっくりと一音一音確かめるように弾く

ゆっくりとしたテンポで確実に弾けるようになったら、テンポを上げて弾くのは意外と簡単なのです。 危険なのは、速い曲などを、ひたすら速く弾く練習です。 慣れてきた頃に、指が転んで悪い癖となり後々大変になりますので気をつけましょう。

⑥ 指使いを一定にする

最初に合理的な指使いを決めます。 フレーズが切れないなど、練習の時は指使いに気をつけて。


気持ち良くレッスンできますように

★レッスン時間は限られていますので、遅刻をしないようにしましょう。 止むを得ず遅刻する場合は、必ず連絡してください。 

★事情があって練習できなかった時は、レッスンの始めにお伝えください。

★レッスンをお休みする時は必ずご連絡ください。風邪などの場合を含めて、当日お休みされる場合の振り替えレッスンはできませんが、レッスン日のご都合が悪い時は事前にお知らせいただけましたら、できるだけの配慮をいたします。

★退会される時は、1ヶ月前までにお知らせ願います。できれば退会される前に、ご相談していただきたく思います。