Little Players News

No.176 2012 11月

師走。2012年も残り少なくなりましたね。

今月もロシアの偉大な作曲家チャイコフスキー(1840~1893)の代表作についてお話したいと思います。

3大バレエ組曲

チャイコフスキーの代表作とも言える3大バレエ音楽を、みなさんはご存知ですか?
 魔法によって白鳥に変えられた姫と、姫を救う王子のロマンティックな愛の物語【白鳥の湖】。 少女が見たクリスマスの夜のファンタジーな夢 【くるみ割り人形】。 王女が王子の愛によって100年の眠りから目覚める【眠れる森の美女】。
教室の発表会では、この3大バレエ組曲をナレーション付きで、連弾やソロ演奏で取り上げてきました。 中でも【くるみ割り人形】が人気のようです。
【くるみ割り人形】は、バレエと一緒に観たこと(聴いたこと)がありますが、とても華やかな踊りと、魅力的な音楽が大変マッチしていて、引き込まれました。

くるみ割り人形

クリスマス・イヴ。 両親がクリスマスツリーの飾り付けをしていると、風変わりな紳士ドロッセルマイヤーさんがやってきて、クララに人形の形をした“くるみ割り”をプレゼントします。 しかし、お兄さんと奪い合いをして壊してしまいます。 その夜、クララがくるみ割り人形を探しに行くと、ハツカネズミの王様が率いるネズミの大群が現れます。 ネズミと戦うために、くるみ割り人形はおもちゃの兵隊を集めて戦争が始まり、クララはスリッパでハツカネズミの王様を叩き、くるみ割り人形を助けます。 すると、くるみ割人形はハンサムな王子に変身し、クララをお菓子の国へ連れて行きます。 お菓子の国に到着したクララは、こんぺい糖の精の歓迎を受けて、スペインはチョコレート、中国はお茶、アラビアはコーヒーの踊りを披露します。 朝になると、クリスマスツリーの下でクララがくるみ割り人形を抱えたまま眠っていて、一夜の素敵な夢が終わります。

節電にご協力ください

節電の為、教室では、廊下・ユーティリティ・リビング・トイレなどの電気をこまめに消すようにしたいと思いますので、ご協力をお願いします。