思うように弾けなかったり、家ではできたはずなのに教室に来ると、何故か弾けなくなったりして悔しいくて泣いてしまう生徒さんは少なくありません。
一度も泣いたことがない生徒さん

すぐに泣いてしまう生徒さんもいれば、今迄に一度も泣いたことがない生徒さんもいます。私自身は泣かない子供でしたが、高校生の時に習った先生があまりにも厳しくて、レッスンが終わってから玄関で泣いたことがありました。
先生のお母さんが、そっと玄関に来てくださって「あなたが泣いたら先生も泣いているのですよ」と静かにおっしゃいました。
幼稚園の対照的なお友だち

先日、イオンで声を掛けられたMちゃんは幼稚園から高3までずっと教室に通ってくれた生徒さんですが、親友の生徒さんは完璧主義者で、レッスンでちょっとでも出来なくなると、すぐに泣いてしまいます。レッスンを待っていたMちゃんが近づいてきてティッシュを渡していたのを覚えています。
完璧主義者のお友だちは小学校に上がる前に転校してしまいましたが、私のレッスンは気に入っていたようで、ギリギリまで通うとお母さんに言っていました。しかし、転校した先ではピアノは習わないと言っていました。それが残念でした。後で、Mちゃんに聞いたところ、やっぱりピアノは習わなかったようです。
気に入らないとレッスンを拒否する子

5歳の頃に入ったMちゃんは、とにかく難しい子でした。ちょっとでも気に入らないことがあるとプイっとして口を聞かなくなるし、全くレッスンを受けなくなることもしばしばでした。当時はコロナ禍でマスクをしていたので、マスクの中でプイッとしている表情がMちゃんでしたが、最近はガラリを変わりました。積極的にレッスンを受けるようになってきました。
時々は、悔しくて静かに泣いていることもあります。しかし、それでプイッとすることはなくなり、泣いてもしっかりレッスンを受けて帰るので逞しくあったなぁと感心します。
一旦泣きだしたら泣き止まない子

なんとか泣かない日もあれば、一旦泣き出すと火がついたように泣いて泣き止まない子。先日は余程悔しかったのか地団駄を踏んでいました。相当なエネルギーを費やしていると思いますが、これも子供の成長に繋がる機会だと思います。大泣きしても、帰る時は「バイバイ」という仕草を見せたりハイタッチして帰るので、私も次のレッスンではどうしたら分かるようになるか毎回、研究しなければなりません。子供は変わりますので、諦めずに長い目で見ていくことが大切です。
春を感じた暖かい日

雨が続いていましたが、今日は青空が綺麗でした。去年の枯葉を綺麗に清掃してくださってて清々しい気分でトレーニングができました。私たちの前にポールを持った年配の男性が歩いていました。これから暖かくなると、グランドでトレーニングする人が増えるかもしれませんね。