先週はバタバタ、今週はどうだろうか

発表会の参加表明は7月いっぱい迄なのだが、吹奏楽のコンクール(予選)が終わるまで待って欲しいと言われ、やきもきしていた。ところが、今度はお姉ちゃんの方が部活の試合とぶつかってしまって確実に出られないという電話がお母さまからあって…。どちらも調べたら分かっていただろうと思うのだが、のんびりなんだね。それに加え、毎年いつも練習しない生徒さんに叱咤激励したところ、翌週には辞めると言い出し、参加表明を出したにもかかわらず出ないと言うので、冷静に考えてみようとなだめた。学生の時迄スパルタなレッスンを受けてきたので、練習しなくても他の生徒さんには、そうそう追いつかれないと思っていたのか定かではないが、子どもたちは、どんどん伸びていくので、流石に今年はトリではないと伝えたのだが、それが原因だったのか、どうなのか。

練習しなくても実力がキープ出来る程、ピアノは甘くはない。どんどん下降していくばかりなのだが、多分そいうことにも気づいていないのではないかと思う。「忙しいから仕方がないわね」と言ってお茶を濁すのも可笑しな話だと思う。好きだから、自分を磨きたいから習いにくるのだと思うから。しかし、彼女が本当にピアノが好きで、わざわざ遠くから通ってきているとは残念ながら思えないのだ。「勿体無い」といつも私は彼女に言っているつもりで、とりわけ今回だけきつく言ったつもりもない。

プログラムのⅢ部を担当する生徒さんが3人抜けるかも知れないという事態になり、そろそろプログラムの印刷にも取り掛からなかればならないのに、印刷をお願い出来ない状況で、印刷やさんからは、とりあえず用紙の色を決めてくださいと言われた。ん、色は決まった。そして、今日がブラスのコンクールの日で、夕方お母さまから結果を聞いた。「金賞を取りました」の後に「でも、全道大会進出にはならなかった」との事で、なんだか安堵されているご様子だったが、私も正直なとろろ安堵した。そして、練習しない生徒さんからも電話が入り、発表会には出ると聞いた。それで一旦ピアノから離れるのかも知れないが、ダラダラとただ通うのは良くないから、それも良い機会なのかも知れない。お互いに面白いレッスンが出来るようになるまで体制を整えた方が良いと思うから。

みかこ