調律の日だった。朝9時半から午後1時過ぎまでレッスン室のグランド2台の調律でピアノの練習が出来ないので、母の用事などで珍しく車に乗って出かけた。町内だと歩ける範囲は歩くので、最近は車に乗る機会が減っている。アルデオ君のためにも乗るようにと言われているのだが…。
アルデオ君には14年程乗っているから、かなりご老体である。あちこちガタが来ていて、今回はマフラーの修理をするか買い換えるかなど協議した結果、やはりアルデオ君は手放したくないので修理する事にした。それにしても、もう14年も乗っているとは!昼食時に、調律のSさんに「もう換えても良いのでは」と言われたが、私たちは換えたいとは思わない。欲しい車が無いのだ。お金も無いが。だからとことんアルデオ君に乗る事に決めた。いや、あまり乗ってないのだけれど。発表会が終わったら道東旅行などもあるし、遠出で動かなくなるのを懸念していたが、マフラー交換したらアルデオ君は、すっかりご機嫌になったようだ。ヨシヨシ。(^-^)
ここのところ調律の後のピアノはタイトな音になる。調音パネルの響きも感じないほどだ。何故、こんなにタイトに仕上げるのか分からないのだが、Sさんにも考えるところがあるのだろう。ピアノの環境が変わると、タッチやペダルの踏み方も考え方が変わる。明日は、もう少し工夫して練習したい。アルデオ君もそうだが、ピアノとはもっと付き合いが長いし、これからもとことん付き合うと思うから大事にしたい。