紅葉の車旅2/フェーリエンドルフ~きらの宿すばる

 

10月13日(日)
清々しい朝です。8時に釜戸でご飯を炊くというイベントは通算6回目。だからといって上手く炊けるとは限りません。毎回、条件がその都度変わるので大変ですが、それは全部はじめさんに任せています。(^^;

はじめさんがご飯を炊いている時、レストランの木にエゾリスが姿を見せました。こちらを見ています。可愛い~♪ 素早い動きで木を移動していました。

 

アルフレッド君とミントちゃんも元気そう。ゆっくり遊びたかったですが、今回は写真だけ。今朝もニワトリ小屋へ行ってみましたが、宿泊客が多いようで卵はありませんでした。昨夜ゲットできて良かったです。

いつもより苦戦して時間がかかったようですが、途中で「鶏ごぼう釜飯」担当の人に今年もお会いできて助言を頂き、上手く炊きあがりました。ありがとうございます!究極の玉子かけご飯。頂きます!美味しすぎる~

 

3合炊いたので大盛りを食べても結構残りました。はじめさんが、おにぎりとタマゴ焼きを作っている間にコーヒーを淹れました。窓を開けると心地の良い風が入ってきます。もう少し、ゆっくりしたいところですが、チェックアウトの11時に荷物をまとめて出発。

高速を走って弟子屈に向かいます。途中、足寄の道の駅に寄りました。足寄というと松山千春が有名ですね。リニューアルされた道の駅には松山千春の展示コーナーがありました。高校生の時に1枚だけLPを買ったかな。あの頃はカッコ良かったなぁ…。売店でランチョ・エルパソの「ドロ豚サラミ」を発見!今回はエルパソに行かなかったので入手出来ないと思っていましたが、嬉しかったです。

 

突然、助手席から素晴らしく綺麗な滝を発見!はじめさんに言って車を停めてもらいました。滝の名前は分かりませんが、紅葉の中を滝が流れる風景に釘付けとなりました。足寄は暑いくらいでしたが、ここはとても寒かったです。右は双岳台から見えた風情のある山。着々とタケさんの宿に近づいています。

 
  

チェックインが午後4時だと知らずに(調べていなかった)「きらの宿すばる」に3時過ぎに到着してしまいました。夕陽の摩周湖が見たかったので、摩周湖へ向かいました。時間的に丁度良かったです。

   

霧の摩周湖という事で有名ですが、3回来て3回ともバッチリ見ることが出来ました。摩周湖は神秘的な湖ですね。霧の摩周湖も見てみたいものです。それにしても風が強くて寒かったです。

すばるに戻ると、厨房でタケさんが一生懸命お料理を作っていました。奥様にお風呂とお部屋を案内されました。綺麗なペンションでお部屋も広くて、とても素敵です。お洒落なプチホテルのような感じ。ちょっと寛いでから、温泉に入りました。柔らかい泉質で露天は、いつまでも入っていたくなります。身体の芯から温まりました。いやぁ気持ちよかった。午後7時。お楽しみの夕食のメニューです。アボガドと林檎のサラダ。美しいですし、とても美味しく、かつボリュームもあって嬉しくなりました。色合いも可愛くてクリスマスのようです。南瓜のポタージュスープも絶品です。はじめさんも「旨い!」を連発して、ビールから日本酒に入りました。

若いカップルが日本酒を頼んでいて、切子のグラスで飲んでいるのが素敵でした。辛口で美味しいお酒です。お酒の影に屈斜路湖産姫鱒の香草焼きがチラッと写っていますが、これもソースがとても美味しくてお酒がはか行くのです。お料理のグレードが高くて、これはもうオーベルジュですね。漢字テストのようなメニューがまた心憎いでしょう。木野子の蕪蒸しですが、香りだけでヤラレマシタ。プリプリの海老も入って素晴らしく美味しい。私たちの他に2組のお客さんがいらっしゃいましたが、みんなで美味しいとタケさんのお料理を讃えていました。はじめさんが、タケさんの奥様に次の「女将生家でとれたライス」がどういうものなのか聞いていたのが可笑しかったです。女将(おかみ)なのに「にょしょうなまいえ」と言っていました。酔っていたのかな。(^^;

 

これがそのライスです。新米という事もあり美味しすぎて、おかわりしました。知床鶏の赤ワイン煮込みもボリュームがあって、お腹いっぱいです。最後に、はじめさんの好きなプリンがデザートです。そうそう「ぶんぶんカード」を持って行くと、コーヒーのサービスがありますよ。コーヒーが好きなので嬉しいサービスでした。ん~、大満足でした。ご馳走様!食後にタケさんとお話して、こんな素晴らしいお料理を作れるタケさんが、実は料理に興味が無くて、キャンプ場で周りが作る料理に触発されたのだとか。まぁ確かに皆さんお料理が上手ですが、次元が違いますから。他にも知らなかった事がポンポン飛び出して、びっくりしたり感心したり。この続きは、お酒を飲んで、みんなで語らいましょうという運びになりました。

タケさんに持参した「竹鶴17年」ですが、ショットグラスを出して貰ってチビチビ飲むのがお勧めですよと言うと、確かにショットグラスが出てきたのですが、タケさんが5ショットくらい注ぐのです!口当たりが良くて飲みやすいですし、コスパも良いので私たちのお気に入りなのですが、皆さんに喜んで頂いて嬉しかったです。連泊されているご夫婦は根室で購入した花咲ガニの剥き身をたっぷりお皿に出してくれました。カニを剥くのが苦手なはじめさんも大喜びです。タケさんの奥様とお話するのは今回初めてでしたが、とても芯の強い女性だなと思いました。手作りのチーズが濃厚でとても美味しかったです。私たちは、キッチン富良野で入手した「玉ねぎチップ ガツンと黒胡椒」と、足寄で手に入れた「ドロ豚サラミ」を奥様に薄くスライスして貰いました。意外だったのは、これらをタケさんがご存知なかった事です…。神奈川県からいらした私たちより一回りちょっと年上のご夫婦が、とても素敵で、こんな風に歳を重ねられたらと思いました。ご主人は今もバリバリの外資系で活躍中との事で多忙な中、思い切って今回の旅行となったようですが、電話で応対した時のタケさんの声で人柄が伝わり「きらの宿」に連泊する事を決められたそうです。奥様もフラダンスやコーラスの話を中心に話題豊富な方でお酒が強く、そう集った皆さんは、とてもお酒が強くてびっくりでした!そうそう、若いカップルの男性も途中で参加してくれた事が一同嬉しかったです。私たちの漫才夫婦ぶり!?も健在なようで、カッコイイご夫婦に面白いを連発されてしまいました。そして、すっかり意気投合して2時まで飲んでいました。ご主人は眠りながらもニコニコして相槌を打って、とにかく面白い方でした。きらの宿すばるで楽しい時間がゆったりと流れていきました。

みかこ

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