Categories: ピアノ piano

感性豊かな子どもたち

新しく入った5歳の女の子も、次回のレッスンが2回めのグループレッスンとなる。だいぶ慣れてきたようだ。いつも2歳の妹さんとニコニコして教室にやって来る。教材の「スオミ・ピアノ・スクール」は、イラストからイメージしてピアノで表現するなんて事をするので、それぞれの個性が出る。Mちゃんも感性が豊かな子で、お話をしながら展開していく。今日は作業のページというのがあって、絵を書いたり写真や切り抜きを貼ったっリ自由なのだけれど、色々な作業の中に可愛い絵が書いてあって、「これ先生だよ」と言う。見ると、若くて美人である!「可愛く書いてくれて、ありがとう~♪」。そうなのだ。子供が書く絵に時々先生が登場するのだが実物より遥かに可愛いのだ。はじめさんに言うと、それは脅しではないかと。(笑) イメージを崩さないように努力しなくては!と思いました。

ここのところ、レッスンでちょっと泣いて心配だった子も今日はゆっくりとよく考えて音を鳴らしていた。高学年の生徒さんが弾く曲を小2で弾くのだから難しいと思う。「この曲は、先生が小学3年生の時に発表会で弾いた曲だから、Hちゃんはスゴイね」と言うと、えっという顔から次第に明るい顔になった。今日は久しぶりに「がんばりました」の版も付いてご機嫌でした。

とてもユニークな感性を持った6歳のNちゃんは、一時もじっと出来ない。注意をしても1回では聞かない。しかし、びっくりするような演奏をして時々驚かされるのだ。そして、時々理解できない行動をするのだが、今日は怒ったようなふくれ顔をしていたので、「どうして、そんなにふくれているの?」と聞くと、「だって、Nができないから」と言う。そうなのか~と思った。「だからレッスンするんだよ。わからなかったり、できなかったりするのは悪いことじゃないのね。」と言うと、笑顔になった。それにしても、注意をする回数が多くて、時間をオーバーしてしまった。もう少し落ち着いてくれたら楽なのだけれど、それも個性なのでしょうか。色々な生徒さんが居て実に面白いです。

みかこ