今日は寒い日でした。今週グループレッスンがあるので今日、明日はレッスン休みで練習日。弾き続けていると暖かくなるのだけれど、休むとすぐ寒くなるので、ジンジャーティを飲んで暖房の温度を少し上げました。
今月もベートーヴェンのピアノソナタ第8番の「悲愴」。先月は第1楽章のみ弾いたので、第2、第3と弾いて一旦終了する予定。久しぶりにケンプの演奏を聴いてみた。あれ?リズムが私が知っている「悲愴」とは違う。第1楽章Grave の5小節目からの付点のリズムが長い。凄く印象が変わるし、この重々しい第1楽章でも、ケンプの演奏だと暖かく感じる。それはそれで魅力的なのだけれど。ちなみにバレンボイムの演奏は迫力満天。ケンプとは対照的に攻めの演奏で、聴いていると背筋がシャキッとなります。(笑)
使っているヘンレ版は、中学生の時に親に買ってもらったのだが、もうボロボロで半壊状態。セロテープであちこち修復している。分厚くても開きやすい分、壊れやすい。国内版のを持っていたのもあって、後半の16番~32番が収まっているⅡの方はピアノ講師になってからようやく買った。「熱情」などは更にヘンレ版のピースを買ったから、Ⅱの方はまだ綺麗。
生徒さんのお母さまに頼まれて、「月光」の楽譜と月光が入っているCDを選んだ事がありました。3大ソナタが入っているので、Rちゃんは「悲愴」知ってる!と喜んでいました。そして、「ソナタって長いんだねー」と驚いてもいました。自分では3楽章まで通して弾いても、あっという間に感じますが、演奏時間何分なのだろう?明日、録画してみよう。