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小さい子のレッスンは難しい

今日は午前中に小さい生徒さんのレッスンが2人。
楽譜を見ないで弾く癖がついているEちゃん。小さい子供たちには「お目目はガクフ」と、口癖のように言っている私ですが、それでも覚えてから弾くというのがラクだと思って、あるいは鍵盤を凝視して弾く生徒さんが居る。最初に指を鍵盤に置いて確認してから、手が見えないようにガクフで隠したりしますが、それでも目はどこか違う所を見ている…。(^^; もしかすると、自分の音に酔っているのだろうか。6歳の小さい子にあまりうるさく言うのは逆効果でもあるから、工夫しないといけないなぁ。それにしても、2回発表会に参加しているだけあって、手の形が綺麗。5指を使って、移調奏してもらっているけれど、こういうのは面白いのか大得意。このままガクフを見ないのは危険だけれど、練習はたくさんやってきているし、ピアノは好きなのだろうと思う。来週は、作戦を考えないと!

新しく入った5歳の子は、しっかりと楽譜を見て弾く。「お目目はガクフ」を呪文のように言い続ける。「手はグーをほぐす感じ。」と言って、「エリーゼのために」とショパンのノクターン9-2を少しずつ弾いて聴いてもらうと、お家のエレピはボタンを押すと、ノクターンが鳴るのだそうだ。「おんなじ!」と言って喜んでくれた。

小さい子のレッスンは難しいと思いながらレッスン室に立っていると、元気な3歳の弟君が入ってきて「ぼくもピアノやるんだよ!」とまっすぐな目で訴えられた。そういえば、習っている小さい子には弟や妹さんが多い。お兄ちゃんやお姉ちゃんが楽しくピアノを弾く姿こそが大事ですよね。頑張らくては!と思います。

みかこ