何故、ペダルの効果を最初に教えないのでしょうか

 

9月22日(月)
教室担当のヤマハのNさんから頂いたmorimotoのどら焼き。支笏伏流水仕込みとの事で「白まめ」の方から頂いてみましたが、上品で爽やかな感じがしました。とても美味しかったです。ありがとうございます!

発表会の翌日なのですが、体験レッスンとサッカーの試合で発表会に参加出来なかった男の子のレッスンが夕方にありました。
お母様は教室の大人の生徒さんのお知り合いという事で、大体の事は把握されているようでした。そして、発表会を見学されたそうです。オープニングと最初の方に出た小さな女の子たちの演奏を聴いて、2年生の女の子は「すごかった。わたしも出たい」と言ってくれました。2回目の有料体験レッスンでしたが、習うと決めているようでした。お母様は子供の頃にピアノを習った経験があるので、余計に「「スオミ・ピアノ・スクール」や同じくフィンランドの「楽しい動物曲集」の画期的な内容に感動されたようです。7年間習って一度もペダルを踏まなかったとの事ですが、Kちゃんには体験レッスンでペダルの説明をして実験してもらいました。

小さな子でもペダル付き足台を使用しますので、体験レッスンの時ではペダルも体験してもらいます。そして、ペダルを踏んだ時、踏まない時の違いを体験してもらいます。ペダルを踏んで、音を鳴らしてみる。足を離したら音が消える。ペダルを踏まない時は、指を離したら音が消えますよね。その違いを教えるのが大切だと思いっています。その違いが分かったところで、グリッサンドで一番高い音から最低音までペダルを使って「滝」を表現してみます。黒鍵の方が響きが綺麗なので、両手で水が流れ落ちるように滑らせます。1回だけ私が弾いてみて、「はい、やってごらん」と言うと、とてもびっくりしますが、上手に出来ました。本人もお母様も驚いたようでした。ピアノにとってペダルの効果は絶大ですから、7年もの間、ただの一度もペダルを踏まないなんて悲しい事のないようにピアノの魅力を教えていきたいと思います。やる気満々のKちゃんは来週からレッスンがスタートです!

夜は、かなり冷え込みましたが、ご覧のような装備で庭で鮎を焼きました。ふっくらと焼けて、とても美味しかったです。そして、ガーデン焼き焼きの後、カラオケ大会となり、30曲は歌ったかなぁ。歌い終わった時、はじめさんは「まだ20曲はレパートリーあるよね」と言っていました。(笑)

みかこ