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ずっと苦しんできた事から開放されるかも知れない

先日、救急車で緊急病院へ運ばれた際の若い医師との出逢いは大きかった。もし、別の病院へ運ばれていたら、また同じ事を繰り返しただろうと思う。手術できないと言われたきた膝を「手術しなくちゃいけない」と言われた時は耳を疑った。「え、手術できるのですか?」
「難しい手術なので、出来るDr.は数少ないけれど、ここ(帯広協会病院)にも札幌にも一人居る」

初めて行く大学病院だった。予想以上に混んでいて、はじめさんは車を停めるのに苦労していた。私はボランティアさんに2階の整形外来まで案内され書類を提出した。30分くらいしてから、はじめさんがやって来た。慣れないためで次回は大丈夫だろうとの事。医師との予約時間にはまだ時間があったので、売店などを覗いてみた。なんでもある!車椅子でお買い物をしている人も多い、スタッフや先生方も多かった。

担当の医師の事はインターネットである程度の事は知っていたが、実際に会ってみると、とても素晴らしいお医者さんだと思った。開口一番は「旅行中の災難だったんだってね。モール温泉は滑るんだよなぁ。(笑)」

大学病院での手術は11月17日と聞き、そんなに開くのかと思った。キャンセルが出たら早くしてくれるらしい。それか、先生が務めている個人の病院でなら今月末には出来るというのだが、なんとなく大学病院で受けた方が良いというニュアンスだった。麻酔も上手だという事は大きいのだと思う。設備の事、後々の事を考えたら、1ヶ月以上も待つことになるけれど、その方が良いのかも知れない。

今回オペする術式は新しいもので、まだそれほど手術できる医師は少ないのだという。スーパードクターのオペでさえ、担当医の話では「応急処置にもなっていない」との事で驚いた。それでも15年間無事だった。今回、手術することで、お皿が脱臼することは、まず無いだろうというのだ。

30代後半の若い医師だけれど、自信に満ち溢れ、でも全く嫌味のないDr.だった。膝の腫れがが引くまではオペ出来ないのと、膝がどれくらい曲がるとか色々調べる必要があるとのこと。今日は痛くてそれは出来なかったので、次回のMR検査をする事に。

小学6年生の時から、この膝に苦しめられてきた。幼なじみのKとの電話でも、私といえば、一緒に遊んでいた時に膝を壊した事が一番印象にあるようだった。担当医によれば一番発症しやすい年齢なのだとか。それで治まる人も居れば、私のように繰り返す人も多いのだとか。オペできるようになったのは、ここ10年くらい前の事だというのだから、まだオペできる医師が少ないのだというのも頷ける。

現在の診断名:膝蓋骨脱臼
専門の整形外科医でさえ半数以上が診断を誤るという疾患なのだそうです。

みかこ

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