長年、苦しめられてきた膝の2回目となる手術でした。しかし、22年前に受けた手術とは、まるで違うようです。
手術の前に担当医と初めて話すことができました。「膝がまだ使えるのに人工関節を入れるのは勿体無いよね。今回は難しい手術になると思うけれど、手順は全て決まっています。もう脱臼することはないし、今度はシートベルトが出来るわけだから。ベストの術式だから!」と、いつものように自信に満ちた表情で穏やかに語っていました。
いよいよ手術室に向かう時は緊張がMAXに達し、手術台に登った時は、もう観念しました。麻酔の手順が変わって、マスクから麻酔薬を吸い込みました。ちょっとボンヤリしてきたなと思ったら意識が途切れて、「終りましたよ」と声をかけられ目覚めました。「全てが終わったので、お部屋に戻ります」
ボンヤリとした寝起きの感じですが、はじめさんが待っているのが見えました。お友だちでナースのイクミさんが来てくれて、お顔が見えた時は何だかホッとしました。ありがとうございます。
身体中に色々な管が付いていて、ロボットのようです。手術した右足は抹消神経遮断ブロックという麻酔で感覚が無く、厄介な事に痺れて辛いものだと思いました。12時から夕方までかかり、担当医から「予想通り難しい手術だったけれど、うまくいったから」と、アイパッドで手術後の写真を見せてくれました。「ずれていたお皿が正常の位置にきたけれど、身体が慣れるまで、しっかりリハビリしよう」
はじめさんには、もっと詳しい説明があり、小さな骨片も全て取り除いたのだそうです。来週には歩けるようになり、退院したら1ヶ月は頑丈なサポーターを付けて過ごし、ピアノを弾く時は外しても良いそうです。担当医は、何だかとても嬉しそうに説明してくれたと、言っていました。
来週には歩けるようになるんだ!今は辛いけれど、手術は乗り越えたのだ。あとは徐々に良くなっていくように頑張ろうと思ったら、応援してくれた大勢の人の顔を一人一人思い浮かべました。可愛い生徒さんたちも。みなさん、どうもありがとうございました!
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無事手術を終えられ良かったですねえ。
完治できること、本当に嬉しいことです。
お大事に、リハビリを頑張って!
元気にレッスンされたり、旅に出かけたりのブログを
楽しみにまってますよ。
まいこあかねさん
終りました!
リハビリも励みます!
何が起こるか分かりませんね。
いつも励まして頂いて、ありがとうございます。