中学、高校の頃に弾いたベートーヴェンのソナタを
改めて練習していると、母に「どうして今更弾くのか」と聞かれた。
バレンボイムなどの大家の話をすると、
「ピアノとは奥深いものなんだねぇ」と感心したように言う。
グループレッスンでは悲愴の第3楽章を弾いた。
母はこの楽章が好きなようだ。珍しくレッスン室に入って
聴いてくれたので、第2、第3と続けて演奏した。
時間があったら、1番から全ての楽章を勉強して
少しづつでも紹介していきたい。
今日は中・高生のグループレッスン。
レッスンが終わって、帰りがけに「ぴあのぴあ、見ました」
と、中3の生徒さんがニコニコして声をかけてくれた。
先日、ドビュッシーの「子供の領分」から3曲演奏されたが、それを見たようだ。
幼稚園の頃から通っているが、彼女にはかなり辛口のレッスンをしている。
時々、厳しすぎたかな?と思うのだが、
いつも帰る時は笑顔だ。そして、一度も泣いたことがない。
ん~、でも曲を仕上げる工夫がもう少し欲しいなぁと思う。
今日も辛口のアドヴァイス。しかし、その後に演奏するのは結構大変だ。
もの凄い真剣に聴かれるし、ホント緊張します。(^^;