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危機に立つ日本の民主主義

昨年11月、辺野古への米軍 普天間飛行場の移設に反対した翁長氏が自民党の仲井間氏を破って当選した。知事が変わった途端に沖縄予算は減額になった。そして、辺野古移設に向けた経費は大幅に増したという。

知事に当選してから、安倍首相も、菅官房長官も翁長氏に会おうともしない。言うことを聞かないなら兵糧攻めにし、会談にも応じないという態度は「いじめ」そのものだ。

政府は沖縄の民意を無視して夜中に重機を搬入するという姑息な手段に出たので、移設に反対する市民が激しく抗議、それを強制的に排除する警察で昨夜は大変なことになっていましたが、その報道はNHKなどは一切していません。

アメリカの基地のことなのに、日本人同士でもめあっているのです。安倍首相は「丁寧に説明」すると言っていましたが、うわべだけの言葉だったということです。

選挙が終わった途端に、社会保障がどんどん削られ、防衛費はどんどん増額される。消費増税は防衛費や公共事業のための増税であるように思います。生活保護費や介護報酬の減額をするということは、暮らしや弱者を切り捨てるという感じがします。その一方で「安倍カラー」ともいわれる防衛費は4兆9800億円と過去最大。「海外で戦争する国」作りを狙う安倍政権は軍事路線まっしぐら。

みかこ

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みかこ