怪我をしてから、はじめさんに買い物を依頼していたが、
昨日は近所のポスフールの火曜市へしばらくぶりに出かけた。
お店に入るとすぐに、もと生徒さんのご父兄にお会いした。
はじめさんが骨折の事を話していたようで、
「大丈夫ですか?」と、すごく心配してくださいました。(^^;
「まだ滑りますからお気をつけて!」。「はい!」
そして、今日は怪我をして以来はじめての運転だった。
お天気も良く道路状態も良かったし、何事も無かった。
このまま無事に春に向かって欲しい。
先日のはじめさんのレッスンで、3連符がシンコペーションになるのは
直ったと思ったが、しっかり復活しているではないか….
なるほど。他の生徒さんもレッスンの時は出来るのだが(個人差はあるけれど)
また、家で練習する時に正しいかどうか判断できず、もとに戻ってしまうのかな?と思った。
そうならないようにビデオを撮っているが、
頭では理解していても感覚的に難しいのかも知れない。
感覚的な事は子供の方が早く覚え、一回覚えると忘れないようだ。
本人は出来ていると思っているのに、「違う」という事を言うのは
プライドを傷つける事にもなりかねないので、いかに理解して貰うかが難しいところだ。
以前、転校してきた生徒さんが、
「前の先生には褒められたのに、何故、注意されるのか」と
抗議された事があり、その生徒さんは発表会後にやめてしまった。
しかし、同じ曲のレッスンで、前の先生には褒められたという事を後で知って
実は私も驚いたのだ。だから注文も多かったのだと思う。
それが、彼女を傷つけてしまったようなのだ。
やめる時になって、お母様から聞いてびっくりした。
初めてのレッスンの時、いきなり知らない用語を言われたと。
それは「アウフタクト」の曲だった。教室の生徒さんなら習って間もなく教えるので
中学生だったし、「アウフタクトを感じて」と言ったのを覚えている。
お母様が、「では、どうして解らないと言わなかったの?」と尋ねると、
「そんな事も知らないのか。と言われると思った」と答えたそうだ。
ショックだった……。ただ、反省すべき事がある。
かなり緊張して一生懸命弾いてくれたのだから、まずは「ブラボー」と褒めてあげるべきだった。
その上でレッスンしていたなら状況は大分変わったかも知れない。
妹さんは転校するまで続けたけれど、性格的な事、年齢的な事もあるし、
レッスンは、ただピアノを教えるだけではないのだという事を教えてもらった出来事だった。