教室には、来年2月に赤ちゃんが生まれる生徒さんが来ています。
お子さんと一緒にピアノ教室に通うのが今から楽しみなのだそうで、
たくさん音楽を聴かせてあげようと、練習も大変熱心。
「お弾き初め会」参加後は、育休して発表会の練習が始まる頃に復帰される予定。
お正月にはフォーレの「ドリー」より「子守歌」を私と連弾で弾くのですが、
お腹の子も気持ち良くなる曲だと思います。
先日のグループレッスンで私は「テンペスト」の第3楽章を弾いたのですが、
大きい音に反応するようで、数分間も元気良くお腹を蹴っていたそうです。(^^;
いやぁ、うっかりしていました。第1楽章の時は
「大きな音を出すから、びっくりしちゃうね、ごめんね」と
お腹の子に話しかけてから演奏したので大丈夫だったとか。
最近、小さい生徒さんが入ってきて賑やかですが、生まれる前からの生徒さんは
流石に初めてです!お母さんのピアノをたくさん聴いて、ピアノが好きになりますように♪

2歳の生徒さんは、お母さんと離れてレッスン出来るようになりました。
レッスン室にお母さんが居なくなると、ちょっと落ち着きませんが、
最後に練習の成果をお母さんに聴いて頂くようにすると嬉しそうです。
前回のレッスンでは、例のカラオケマシーン!?から、どの曲が良いのと聞くと、
「ごんべさんの赤ちゃん」を指差しました。なんと3回も同じ曲を選ぶので、
お母さんも「そんなにその曲が好きなの?」と不思議がっていました。
「ごんべさんの赤ちゃん」というタイトルは知らなかったけれど、
よく耳にする曲で、はじめさんにメロディーを聞いてもらうと、
「ヨドバシカメラ」のコマーシャルソングと同じである事が判明。
「丸い緑の山手線 真ん中通は中央線 新宿西口駅の前 カメラはヨドバシカメラ」
おぉ確かに同じだと大笑い。そして更に、「おたまじゃくしは蛙の子」も出てきた。
「オータマジャクシはかえるの子 なまずの孫ではないいな それが何より証拠には
 やがーて 手が出る足がでる」
ん、確かに。そして、原曲は南北戦争における英雄たちのストーリーが盛り込まれた
「リパブリック賛歌」なのだという事が解りました。
カラオケマシーンはキーが高くて、小さい子にはちょっと無理なので
調を下げて伴奏して歌ってもらいます。
「ごんべさんの赤ちゃん」を歌うの楽しみにしていたのに、風邪をひいてお休みして
残念でした。ちなみに歌詞は次の通りです。

ごんべさんの赤ちゃんが 風邪ひいた
ごんべさんの赤ちゃんが 風邪ひいた
ごんべさんの赤ちゃんが 風邪ひいた
そこで あわてて 湿布した

さて、明日は、クリスマスコンサートで再び札幌へ出かけます。
指揮は井上道義さん、ピアノは 小曽根 真さん。
始まる前から楽しいコンサートが聴こえてきそう。(^-^)

みかこ