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ピアノのある生活

今朝、階下からピアノの音が聞こえてきた。
今日から、はじめさんはツェルニー30番とソナチネアルバムのレッスンが
スタートするので張り切って練習しているようだ。
先週、飼っているグッピーの稚魚が4匹生まれて、公私共に忙しい
はじめさんだが、その親バカぶりは相当なものだ。(^^;

昨日は、遠方組みの生徒さんのレッスンが朝から夕方まで続き、
ぐったりと疲れて夕食時まで眠ってしまった。
練習嫌いな大人の生徒さんは年末以来。
今年の抱負をレッスンノートに書いてもらった。
●1日1回はピアノに触れる
●曲を仕上げる

音大受験希望で、高3の時に教え子である先生の元から来たのだが、
つっかえ弾きを気にせずフォルテでガンガン弾くので、これは大変だと思った。
ツェルニー、バッハ、ベートーヴェンの他にショパンのノクターン遺作を、
とにかくレガートで弾く練習を徹底した。
元の先生にも聴いてもらって、その変わりように大変驚いたと感想をもらった。
翌年から音楽科に通いながらも何故か私のレッスンは必要だと言う。
皮肉な事に大学でのピアノが、今日の練習嫌いを招いたのかも知れない。
試験で弾くピアノ。練習は義務。楽しいピアノでは無かったのだろう….
それは私も経験がある。随分と先生にご苦労をかけたなぁと、
教える立場になって、しみじみ思う。

ピアノは義務では無いし、
生活の一部にピアノがあって有意義な時間を過ごしてもらいたい。
次回は楽しいソルフェージュ!?と暗譜演奏のレッスンをする事になった。
何はともあれ、前向きな姿勢を見せてくれて、ちょっと安堵した。

みかこ