今朝、長年信頼してお付き合いしてきた方から電話があり、
一方的で、しかも耳を疑うような内容に頭の中が真っ白になった。
長年築いてきた信頼関係は、いとも簡単に崩れるものなのだなぁと
残念で虚しい気持ちで一杯になった。そんな気分のまま歯医者へ。
運転するので、はじめさんに何度も「気をつけて」と言われた。
歯医者の方はようやく最後の治療となり、やれやれだったが
気持ちは晴れないままだ。
先日の体験レッスンでは、親御さんがピアノを習わせたいという
お気持ちが伝わってきたが、あとは本人次第という感じだった。
体験レッスンを何箇所か受けて決められる方が増えていて、
今月中に返答されるようだ。
今日も体験レッスンがあり、音大出身の大人の方がみえた。
持ってきた曲はスクリャービンのエチュード8-12。これにはびっくり!
試験で弾いたとの事だったが、副科でこんな難曲を弾くなんてね。
あがらない性格のようでマイペースで弾く姿が羨ましかった。
他にはと聞くと、ベートーヴェンの悲愴の第3楽章を弾いてくれた。
こちらもマイペースな演奏ながら最後まで弾き通すのだから凄い。
検討してから決められるそうだが、やる気満々なご様子で、
勉強するなら新しい曲の方が良いと思い、課題曲は決めた。
朝のモヤモヤも消えて、私もこうしてはいられないとピアノに向かった。
おみくじにも、古い事にしがみつかず、新しい事に眼を向けよと書いてあったではないか。
前向きに生きていかなくちゃ。