今月の課題曲、Beethovenのピアノソナタ3番の第2楽章&3楽章。第2楽章はAdagioなので、とてもテンポが遅い。メトロノーム ♪=52で弾いているが、本当はもう少し遅いのかも知れない。グループ・レッスンでは子供たちに聴いてもらうので若干速いテンポで第3楽章と合わせて弾く予定。しかし、手を交差して瞬時に音の塊を読まないと間に合わないので、意外と難しいです。練習はもう少しテンポを遅くして、正確に読まないと。第3楽章のScherzoは、面白くて可愛い曲だけれど、Trioの部分を同じテンポで弾くとなると、とてつもない速さで粒を揃えて正確に弾く事になり、一気に緊張感が高まります。あまり戯れている余裕が無いというか…。(^^;
第4楽章は技巧的にも相当難しくて、若かりしBeethovenの意欲を感じます。そして、ハ長調という調性は、「傑作の森」と呼ばれる時期の第21番「ワルトシュタイン」に繋がっているのだなぁと感じます。第3番は年を挟んで取り組む予定。
ラヴェルの「鏡」は何冊かスコア持っていますが、ウラード・ペルルミューテル校訂・監修版を参考にしています。
こちらもメトロノーム ♪=176と書かれています。奏法について、青で書き込まれてるので大変参考になります。
第4曲「道化師の朝の歌」。冒頭にスペインの風土を表現するものなのか、「乾いた感じで重くなく」という部分にまず驚きます。難解な音というより、独特のリズムが難しい曲ですし、何と言ってもオーケストレーションの魔術師と言われるだけに様々な楽器(音色)をピアノ一台で表現する事に尽きます。
午後8時過ぎの夕食は「SUKIYAKI」。小樽ビールが冷蔵庫にあるって幸せ。(^-^)