リストの「ハンガリー狂詩曲」の楽譜を探していた時、
10番と11番だけが「コルトー版」でそれぞれ出ていたのだが、
発表会では有名な2番を弾いた。使った楽譜は「ペータース版」と「ブタペスト版」。
次は「コルトー版」を使って10番を勉強してみようと思う。
ショパンの「エチュード」やリストの「パガニーニによる大練習曲集」など
「コルトー版」は色々なヒントや解説が書かれてあり愛用している。
ハンガリー狂詩曲10番「前奏曲」は、華やかなスケールから始まり、
インパクトがある。演奏時間は2番のおおよそ半分の5分。
軽やかでエレガントな曲調。ハンガリーの民族音楽に使われる「ツィンバロム」
が登場したり、これでもかというくらいグリッサンドがたくさん出てきて面白い。
面白い曲だが、この曲も難しいのでお正月の「お弾き初め会」に向けて
生徒さんと共にしっかり勉強しなくちゃ。
2歳4ヶ月でレッスンをスタートしたHちゃん。
習って、もうすぐ1年目を迎える。
こんな小さな子は教えたことがなかったので最初はどうしたものかと
思っていたけれど、歌が得意で、たくさん歌を知っている事がレッスンに
役立ちピアノも上達しているのだと思う。会話もスムーズで3歳だという事を
忘れてしまうくらい。リズムも譜読みもしっかりと出来るようになって1年の重みを感じます。