昨日はグループ・レッスン4日目、大人の生徒さんの部でした。お仕事されながら習うというのは、余程好きでないと出来ないのかも知れません。皆さん、お忙しい人ばかりです。しかし、大人の生徒さんはピアノが趣味という気持ちが子供よりも強いのかも知れません。長く続けられる生徒さんが多いです。
忙しくても、今日グループ・レッスンだとなると、時間を捻出して練習していた はじめさん。ツェルニー30番の14番まで辿り着きました。
それにしても、毎日色々な事が起こります。続けるのは、もう無理かも…と、弱気になっていたその5日後のレッスンでは、別人のように真剣にピアノに向き合って、弾き終えた後に、集中のあまり「ふぅ~、弾けた!」と呟いていました。気持ちの整理がついたのでしょうね。人間、その時その時になってみないと、先のことなんて分からないですし、分からないのに不安がっていても仕方がないので、やはり臨機応変に対応していくしかないですよね。出来れば明るい気持ちで。
今日はレッスンの前に母の所へ行きました。洋服を持って行くと、とても喜びます。そして、大事な話をしなければなりませんでした。母にとっては、かなり深刻な事ですが、いつまでもこのままではいられないので、致し方無いです…。
4月以降のレッスンスケジュールを組むのは毎年大変です。こちらも臨機応変に対応していかなくてはいけません。半年程、受験に備えてレッスンしていた生徒さんは、音大には進まないという事で元のレッスンに戻してくださいと、お母さまから申し出がありました。こういう事も、本当は本人が言うべきだと思うのですが、言い辛いのか言い出せなかったのでしょうね。ほんの少し専門的な勉強をしましたが、重たく感じていたのが伝わってきていました。しかし、半年間学んだことは、これからの趣味としてのピアノにも大いに役立つ事と思います。「ピアノは好き?」と聞くと、大きく頷きました。これが一番大切ですよね。