アンドレ・ワッツ70歳記念リリースが凄い

 

国内盤も輸入盤も手に入れられる物は持っていると思っていました。バーンスタインと写っている2枚は持っています。この中の5枚は世界初のCD化というのも驚きです!東京ライブも入っています。

転倒して怪我のためにコンサートがキャンセルになってから、ワッツは来日していないので、どうなっているのだろうと検索していたら、この70歳記念のリリースがヒットしました。それにしても3000円くらいで、こんなに素晴らしい内容のCDを手に入れられるなんて凄すぎます!

中学の頃からお小遣いで毎月2枚のLPを買っていましたが、これは買おうと思っていたのに廃盤になってしまったのです。もう手に入らないだろうと思っていたのに…。リストは勿論だけれど、このガーシュインアルバムは素敵。

こんなの見たことないなぁ。ワッツのコンサートに出掛ける度に思うのは、レパートリーを大切にしているという事です。こんな売れっ子ピアニストが12枚だけなんて少な過ぎるのですが、このスタイルこそワッツなのだと改めて思います。

子供の頃、習っていたピアノの先生からワッツの弾く「ラ・カンパネラ」が素晴らしくて、生演奏を聴きたいと熱く語られたのがきっかけで、私も大ファンになりました。ワッツを見出してくれた人は、かのバーンスタインでした。センセーショナルなデビューは大変な話題となったそうです。札幌で開催されるPMFには2回参加してくれました。

2009年7月18日 Kitaraにて。ベートーヴェン ピアノ・コンチェルト第5番「皇帝」は貫禄の演奏でした。またPMFに来てください!

みかこ