子供の頃、庭に茶葡萄の木があった

東京から帰っきて、はじめさんは風邪をひいたようだ。それが一瞬だけ私に移ったのか、全身が筋肉痛、頭痛、珍しく熱は38度あった。翌日、市販のクスリを飲んだら急にラクになって熱も下がったのだが、はじめさんは熱は出ないものの咳が酷くて、家の中でもマスクをしていた。そして、今日になって掛かり付けの病院へ行った。

「風邪だと思うのですけど…」と、はじめさんが言うと、医師は風邪だとも何にも言わずに「クスリを出ておきます」とだけ言ったそうだ。まぁ何となく分かります。風邪だったのでしょう。病院へ行くと安心するからなのか、今はだいぶ良いようです。

外食が続いたので、ファスティング10週明けで体重は変わらず。逆に言えば増えていないのが凄い。ファスティングはデトックスにもなるようなので、私の場合は治りが早かったのだと思う。

旅行に出掛ける前が火曜日で、戻ってきてのレッスンも火曜日の生徒さんだった。毎日5分でも良いから練習してごらんと言った生徒さんは、本当に毎日5分だけ練習してきたという。(^^; それでも、週に1回より遥かに良くなっていた。練習しない癖が定着すると毎日練習するというのは、新鮮だったのかも知れない。じゃあ、次は寝る前にも5分練習してみたら?5分なんて、あっという間でしょう?と言ってみたけれど、次のレッスンではまた変化があるかな?

それにしても、レッスンでは40分レッスンするのに、それを生徒さんは平気で受けているように見えます。むしろ時間が足りなくなる事がほとんどです。低学年では小3の生徒さんが60分レッスンを希望していて、それでも足りないくらいです。レッスンでは時間を忘れるくらいなのに、家での練習は億劫になるのでしょうか…。そのあたりを、レッスンで話して改善していけたらと思います。

子供の時、庭に葡萄の木があった。「茶葡萄」と呼んでいたけれど、デラウエアだったのだと思う。私は大人になるまでずっと葡萄を好んで食べなかった。父親の仕事の関係で葡萄を箱で戴く事が多かったのか、涼しい部屋に何箱も葡萄の箱が積まれていて、それを家族は誰も食べなかった…。母親が洗って食卓に出してくれたら少しは変わったのかも知れない。今は、時々食べたいと思うようになった。なにせ葡萄を原料としたワインが好物なのだから。(笑)

先日、原茂ワイナリーで試飲させて戴いた時に、色々な話が聞けて勉強になった。この白ワインは甘口なのに、とても爽やかで美味しかったです。葡萄が茶色になる前に収穫して緑色のうちに作っているのだそうです。甘酸っぱくってフレッシュでした。面白かったのは、「辛口で作ったつもりが天候に左右されて出来あがったものが甘口だったりする事もあって…。だから、ヴィンテージ甲斐ブランは甘口の部類に入れたんですよ」
なるほど、そんな事もあるのですね。今までは甘口と聞いただけで避けていたけれど、飲んでみないと分からない事もありますよね。

みかこ