お弾き初め会に弾いた、リストの「ハンガリー狂詩曲10番」。
オクターブの和音の連打や、左手の旋律に右手の細かい音符をバランス良く乗せるのが難しい。
数分のコンパクトな曲ではあるが、きっちりまとめあげて弾く事の難しさを改めて痛感する。
リストのほとんどの作品が、リスト自身がピアノの技巧を磨くために書いたもので
次から次へと技巧的なパッセージが出てくる。
10番ではグリッサンドの部分が、指を痛めなければ難しくはない。
いずれにしても、余裕を持ち楽しみながら弾けるようにならないと。
左手のピアニストとなって活躍されている舘野先生ですが、当初は
「いままでいかに左手をおそまつに使っていたのかがわかった」とおっしゃっていました。
インヴェンションなどを弾いていても、右手の音を頼りに左手が弾いているのが分かる。
生徒さんが暗譜を忘れたり、つっかえるのもほとんどが左手の音が分からなくなるのが原因。
今年は「左手の強化」を実践しようと思う。
当面の課題曲。
左手を意識してインヴェンションの暗譜
左手強化のハノン
リスト:ハンガリー狂詩曲10番
ショパン:インプロンプチュ1番、4番、「革命」
ベートーヴェン:ソナタ12番「葬送」
ショパン:バラード4番
2時間の練習を1日2~4回出来るようにしたい。