Categories: 熱帯魚 aquarium

熱帯魚との暮らし

 

昨年1月。B型人間のはじめさんが内緒で突然、熱帯魚を飼った。
通販でドイツ・イエロータキシードのグッピーたちが届いたのには驚いた。
そして、第2弾も内緒でミックスプラティが届いた。この中にミッキーマウス・プラティが
一匹入っていて、2月5日に稚魚が10匹生まれた。左の写真。
右の写真は3月11日。約1ヶ月後の成長した稚魚。

5月7日、60センチの水槽に引越し。大きく育ったオスの「おーちゃん」

 

 
8月11日の60センチ水槽はプラティとグッピーたちが混泳していて
とても賑やかで華やかだった。おーちゃんも元気そのものに見えた。
ところが、それから間もなくのこと。おーちゃんの尻尾に白っぽいものが見え
それから、その部分が溶けていくのだ。初めて知った病気「尾腐れ病」だった。
初心者のはじめさんは、大したことはないだろうと思っていたようだが
この後、水槽に異変が起こり始めた。まずグッピーのオスが次々と急死した。
グッピーの父親「ぱく」も急死してしまった。それからプラティのメスも見た目には
なんでもないのに急死した。おそらく「えら病」にかかっていたと思われる。
それから隔離病棟に移った「おーちゃん」。尻尾が縮んだり伸びたりを繰り返し
大丈夫かと思い、再び60センチ水槽に戻したが、「尾腐れ病」は治らなかった。
以後、隔離病棟で暮らし、一緒に生まれたミッキーマウス・プラティのメスが3匹とも
死んでしまったが、おーちゃんは年を越して頑張っていた。
そのおーちゃんが、昨日の朝。身体を横にして苦しそうにしていた。大抵はそうなると
あまり持たない。あるいは気がつかないうちに亡くなったりしていた事もあった。
しかし、おーちゃんは今日も横になりながら、生きようと必死だ。倒れた身体を何度も何度も
起こそうとする。人間の側から見たら苦しそうで可哀想だけれど、生きようとするおーちゃんの
ファイトは凄い。静かに見守りたいと思う。

みかこ

Share
Published by
みかこ