時々、生徒さんに聞いている質問。
アイドル、女優、ピアニスト、ピアノの先生、発明家、保育士、看護士、
弁護士、建築士、パティシエ、トリマー、薬剤師、お花屋さん、パン屋さんなどなど。
質問に答える生徒さんの方が多く、何人かが分からないという返事。
将来の夢を熱く語る生徒さんも居て、そんな時は黙って話に耳を傾けるのだけれど
イイ顔をしているのだ。
ずっとオトナシイと思っていた生徒さんが、中学に入ったら「演劇部」に入りたいけれど
入学する学校の部活には無いから、「劇団〇〇〇〇」に応募したというのだ。
教室の発表会では挨拶も、ナレーションも断っていた生徒さんなのに。
そういえば、ある頃から表情がとても明るくなったなと思った事があったけれど
その頃からなのかな。
「心を込めて音読するのが好き」とレッスンで聞いたのが始まりだった。
かなり以前の事。とても歌が上手い生徒さんが居て、TVにも出た事もあり
有名な審査員に褒められていた。アナウンサーに将来の夢はと聞かれたら
その子は「女優になりたい」と答えていた。知らなかった…
芸能人が通う有名高校に入学し、プロデビューしたと聞いた。
今はどうしているのかなと時々思う。
私はというと、中学までは恐れ多くもピアニストになるのが夢だった。
音大に入っても、ピアノ講師になる事は、あまり考えていなかった。