家の整理をしていると必ず出てくるのが写真。そして、しばし眺めてしまう。
家の並びに親しくしていた写真館が在り、家族写真を撮っていた。
弟は髪が柔らかく、やや茶色がかっていた。色白で女の子のようであり、私は髪質が固く黒くて、髪が短かったのもあり、よく男の子に間違われた。弟は母親似で、私は父親似と言われた。5歳の時。
車もレトロ。
昭和の子供はみんな「シェ~」をした。お祭りの日で幕がかかっている。昨日見たのと同じ風景。お風呂やさんだった場所は今は歯医者さんになっている。
職人さんたちと温泉旅行に出掛けた日。コーディネーターは母の妹。当時にしては、なかなかお洒落だと思う。
父は左官屋の棟梁。親方と呼ばれていました。よく職人さんたちと、温泉旅行をしたり、海水浴に出掛けた。家族だけで、あまり旅行に出掛けた事がなかった。
写真館の前で。右端は従兄弟の「じったん」。3人でいつも遊んでいた。それにしても、私は子供の頃は、こんなに「ひょうきん」だったのか…!この写真を見て、はじめさんはタイツ!と驚く。東京では「お遊戯会」だけに履くもので、タイツの底にゴムを貼り付けて舞台で踊ったのだそう。そういえば、運動会では足袋を履いた記憶があるが、これも東京人のはじめさんは足袋など履かなかったという。
お気に入りの写真。サングラスを買ってあるからと岩内の祖父母の家に居た私を母が迎えに来た。
モノトーンな写真は、それだけでレトロですよね。カラーのもあるので、いずれ。