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オシフィエンチムへ(アウシュビッツ)

10月14日(土)6日目


一番のハードスケジュール。5時45分にモーニングコールでしたので5時起き。(ほとんど5時~5時半起床です)6時に朝食。7時にホテルを出発してオシフィエンチムへ。アウシュビッツへ行くのです。オシフィエンチムはポーランド語なので初めて聞きました。なかなか覚えられないです。アウシュビッツはドイツ語です。


色々な本や映画「シンドラーのリスト」などを観て、ここで実際にあった酷い事実を知っていました。それでも覚悟が必要でした。


「働けば自由になる」。Bが逆さまになっているのは、ささやかな抵抗だったそうです。


220ボルトの鉄線が張り巡らせてあり、脱走する事は不可能だったそうです。


当たり前の事ですが、ここではポーズ写真はNGです。昨日に続き若いポーランド女性ガイドさんの説明を聞きながら歩いていますが、時々声を詰まらせたり、ため息が混じって本当に辛くなります…。


「死の壁」銃殺された場所。


塞がれた窓。


人はどうして、こんなに酷くなれるのでしょうか。何のために殺されなければならなかったのでしょうか。足取りが重くなります…。


ガス室に入る時、ドキドキしました…


ガス室に入ってみました。シャワーを浴びれると喜んだ人たち…


この穴からチクロンが投げ込まれました。


焼却炉。これだけでは、間に合わないくらい毎日大勢の人が殺されました。


バスに乗り5分程でビルケナウに着きました。


上からの眺め。ここも緑が豊かで綺麗な所でした。


騙されて連れて来られた人たち。右のレーンはガス室でした。


広大な敷地。


馬小屋だった場所にベッドが置かれ、寝返りも出来ないくらいにぎゅうぎゅうに詰め込まれたそうです…。あのアンネ・フランクも。冬は-20℃になることもあるそうです。上も下も大きな隙間がありました…。


穴が空いただけの不衛生なトイレ。ここには看守が入ってこないので、密談の場所だったそうです。


土曜日だったのもあり、凄い人で混んでいました。想像以上に悲惨な現実を知り 、やはりショックですが、歴史を繰り返さないためにも訪れて欲しい場所だと思いました。

みかこ