10月14日(土) 6日目 後半
アウシュビッツ強制収容所とビルケナウ強制収容所を2時間30分見学した後、バスで65km移動してクラクフへ。別行動した8名とレストランで合流します。
実際にアウシュビッツへ行ってみて、その後どうなるのかと思っていました。少なくとも2時間30分は全く笑みが消えました。人が人に対して、あそこまでやってしまった事。それは絶対に許されない事です。
街に戻ってくるとホッとしました。ポーランドの人々は明るくて親切です。ホテルの夕食の後、スーパーへ行く道を通りを歩いてる人に尋ねた時も、スマホで示して親切に教えてくれましたよ。ただ、ポーランド語は世界一難しいと言われているので、はじめさんは得意の英語で聞いていました。英語が通じない場合はコンビニで氷でさえも買えませんでした。
可愛いレストランに合わせてワインをオーダーしましたが、街中だったので高かったです。赤は19ズロチ、白は20ズロチでした。お店にもよりますが、大体はビールの方が安いです。
コールスローサラダのような感じ。添えられているのはバターです。パン用。そうそう、私はバターはあまり塗らないのですが、バイキングの時などは、ご婦人方にバターは何処に?と何回も聞かれました。そもそも、パンはほとんど入りませんでした!
メインはロールキャベツ。中にパラパラライスが入っていて面白い食感でした。必ず付くジャガイモがご飯代わりです。
ランチの後は列車でワルシャワに移動となりますが、その前に最後のお買い物になるかも知れないショッピングモールへ急ぎ足で向います。何しろ30分しか時間がありません!
スープの追加とチーズやチョコレートを買いました。250ズロチも使いましたが、まだ300ズロチも残っています。Wawelのチョコレートはお店で買った方が安かったです。名前が似ていますがWedelのチョコを買ってみました。大きい箱は生徒さんが集まった時にでもと思いました。
初めて列車でワルシャワへ移動します。なんとスーツケースや重い荷物は運転手さんが5時間かけて走りワルシャワまで届けてくださるとの事で助かります。
まるで修学旅行のようです。ここでガイドのマリアさんともお別れです。ありがとうございました。
これで2等なのだそうですが、なかなか快適な列車の旅なので2時間半はあっという間でした。フィンランドでは2人でエスポーという街に1等の列車に乗り大冒険した事があります。やはり海外旅行は治安の良い国が第1条件かな。
ワルシャワに着くと運転手さんのマルティンさんが待っていてくれました。数日前に到着したワルシャワですが、なんだか懐かしい。夜のオペラハウスはライトアップされていて綺麗でした。
本日の最後は20時30分からのピアノコンサート。その前にレストランで夕食。ポーランドではポークが多いようです。ビーフは出なかったと思います。
夜のワルシャワを皆さんでコンサート会場まで歩きましたが、気持ち良かったです。それにしても、明日はもう帰国だなんて早いなぁ。
食後に10分程の街歩きが嬉しかったです。コンサート会場に到着。
サロン会場でしたが、なんと我々のためだけのピアノ・コンサートだったのです。ピアノはベヒシュタイン。ショパン大学の教授がショパンの名曲を1時間程演奏してくださいました。軍隊ポロネーズに始まり、英雄ポロネーズで終わりました。皆さん、熱心に聴き入ってました。
ワルシャワ・ウエスティンホテルに着いたのは夜10時前。長い長い1日でした。旅の最後は一番ゴージャスなホテルでした。シャワー室が別にあり、バスローブまで付いていました。
ポーランドではチーズが安くて美味しいのが嬉しいです。コンビニで氷が買えなかったけれど、ここのホテルだけ製氷機がありました。流石はデラックスホテル。