5月26日(土)
札幌コンサートホールKitara小ホール
ピアノ:小山実稚恵
program
●バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ
●シューマン=リスト:献呈(ミルテの花 第1曲)
●ラフマニノフ:ソナタ第2番 変ロ短調 作品36改訂版
intermission
●ショパン:子守歌 変ニ長調 作品57
●ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 作品60
●ベートーヴェン:ソナタ第32番 ハ短調 作品111
Encore
●バッハ:平均律 第1番 ハ長調よりプレリュード
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土曜日の午後にアンコール公演がある事を「音の旅」の千秋楽で知りペアチケットを購入していました。会場に着くと、なんと来年から始まる新企画の公演を1年後ですが先行発売すると聞き驚きました。1年後ですし、休憩中に並ぶかどうか迷いましたが、前半のラフマニノフを聴いて、やはり購入しようと思いました。はじめさんは想定していた模様。ラフマニノフのソナタへの想いがヒシヒシと伝わってくる演奏でした。
前半の休憩中にチケットを購入できたので、ゆったりと後半の演奏をお聴きできました。ショパンからです。「子守歌を聴いたら本当に寝てしまうかも知れない」と、はじめさん。確かに以前は及川浩治さんの演奏で毎晩眠りについていました。しかし、今日は、この曲が一番目をしっかり開けて聴いたそうです。「子守歌」から「舟歌」への流れが凄く良いなぁと思いました。「舟歌」がやはりとても好きです。最後は千秋楽の最後に演奏されたベートーヴェンの32番。この曲に入る前に小山実稚恵さんの意気込みを感じました。全身全霊で演奏されて、表情もよく見れて良かったです。Encoreはバッハのプレリュードを1曲でしたので、いつも3曲ほど演奏されるのに珍しいと思いました。鳴り止まない拍手に何度もステージに登場していらっしゃいました。来年の新シリーズは「ベートーヴェン、そして・・・」という意味深なタイトルです。全6回のprogramが完成しているのですね!
「迫力があったね!」と、はじめさん。ロビーで以前の楽器店でお世話になった懐かしい方にお逢いできて嬉しかったです。小山さんの演奏会の応援団をされて全部の公演をお聴きしたそうです。凄い!また来年お逢いしましょう。リラ冷えの街で素敵なピアノリサイタルに出逢い心が温まりました。帰宅して、すぐにピアノに向かいました。