北海道らしくない暑い日が続いていますが、今日は猛暑でした。朝は暑くて目が覚めるので早起きになって良いのですが、3台付けているクーラーがフル稼動!生徒さんは、レッスン室に入ってくるなり「あぁ、涼しい~、天国のよう」なんて言っています。
そろそろ曲の仕上げ段階に入ってきて、暗譜で弾けなくてはいけないのですが、途中で止まったら、そこで真っ白くなって全然分からなくなる人が意外と多いです。楽譜を置いていても、そうなるのは疑問ですが、楽譜を見てないからなのでしょう。暗譜でも楽譜を置いて弾く場合でも、楽譜のどこを弾いているのか把握していないと人前での演奏はシンドイと思います。どこからでも弾けるような練習が必要ですので、私が弾いたパッセージと、同じ箇所から弾く練習をしたり、メロディーを歌って左手を弾いたり。細かい練習の積み重ねが大切ですね。音から音にジャンプするのは難しいですが、「ワンモーション」で楽に移動できるようにするのも。私もバラードの4番は左手の和音に苦労しています。速く移動できるようにバス音は小指で弾くようにと、横山幸雄さんは生徒さんに指導していますが、私は小指が異常に短いので安定性のある中指で弾いていました。先日、ツィメルマンの動画を見ましたが、やはり小指で弾いていてスムーズです。見習って私も小指で弾く練習に切り替えました。跳躍しながら音色をコントロールしてニュアンスを出すのは難しいです。汗をかきかき練習の日々です。