雪の心配がない穏やかな休日。上野動物園ではシャンシャンの独り立ちが遂にこの日を迎えて、待ち時間が最大240分!?4時間近くも並ぶと聞いた。お母さんのシンシンと無邪気に戯れるのを観られるのは今日が最後となった。
それにしても、まだ母乳を飲んでいる幼子が何故!?と思う。お母さんが大好きで、まだまだお母さんの傍に居たいのに離すのは可哀想に思う。野生のパンダは子供が1歳半頃になると単体で生活する動物だという。子供が大きくなったある日、母親に突然訪れる変化。執拗に子供を攻撃して、致命傷を負わせることもあるのだそう。それがいつ訪れるか分からないから飼育員さんたちも気が気ではなかったと思う。
上野動物園の狭い敷地内に居ながら、これから2度と会わずに暮らしていくという。そんな事をシャンシャンは知らないで、明日も同じようにお母さんと会えると思って過ごすだろう。そして、いつになったらお母さんに会えるのかと来る日も来る日も待ち続け、待ちくたびれて悲しくなるだろう。そう思うと涙が出た。
独り立ちの練習が始まって、お母さんと徐々に離れて過ごしたシャンシャン。一緒に居られる時間に精一杯シンシンに甘えられたのかな。今日はシャンシャンが寝ていたらカラスさんが突いて、お母さんに甘えなよと起こしてくれた。そして、シャンシャンは、お母さんの最後のお乳を飲んでいた。シンシンは最後まで優しい良いお母さんでした。お疲れ様!
それにしても「今生の別れ」とは…!まだこんなに小さいのに乗り越えなければならない、とてつもなく大きな試練。頑張れ、シャンシャン。注:写真はフリー素材からお借りしたもので現在のシャンシャンではありません。
今日は外出せず、お家でご飯。「わかさぎの天ぷら&お蕎麦」。更別で買ったレッドアンデスの天ぷらも、ジューシーで美味しかった。さて、明日も頑張ろう。