はじめさんが言うには、車旅の時に何度も「LA LA LAND」を観ようと試みたというのだが、そのたびに私が違うのを観ると言ったという。私は全く記憶がないのだ…。それなのに、TVで放送があるから「録画する?」と私が言うと、かなり呆れていた。
やっと観ることになった「LA LA LAND」は想像していた映画とだいぶ違った。すぐに引き込まれたのは、映像の美しさと音楽が凄く良かったから。
売れないジャズピアニストのセブ。ある日、セブの弾くピアノを聴いた女優志望のミアは心から感動した。それぞれの夢をお互いに応援する2人。
やがて大物女優となったミア。セブとは別々の人生を歩むことになって5年後。ミアが旦那さん一緒にたまたま訪れた店は、なんとセブの店だった。(ちょっと出来すぎだけど)
ミアの姿を見たセブは驚く。そして、想い出の曲をミアのために弾く。何だろう、よくありがちなストーリーなのに、何だかものすごく切ない。もしも、2人が結ばれたならという映像が流れる。やがて現実のシーンに戻る。ミアがお店を出るときにセブと目が合い、セブが「分かってるから」というように頷くシーンがグッとくる。